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【黒】偶然じゃないって言ったらどうする? ページ45





目黒蓮という男は生まれ持った端正なお顔と、

モデルのようなスタイルの良さで

ハイブランドからプチプラまで着こなし、

学内を歩いているだけで視線を釘付け。



しかも外見だけでなく、内面もお兄ちゃん気質で

とても優しいと噂で聞いたことがある。



学力に目をつむれば非の打ち所がない完璧な存在なのだ。



彼は学内にファンクラブがあるほど有名人だし

ミスコンなんて3連覇中。



そんな彼と平凡な学生の私が出会うきっかけになったのは

学内で彼が落とした定期をたまたま拾ったことが

きっかけだった。



「マジ助かった!今度お礼させて?」



『そんな!大丈夫です!』



「俺が嫌なの。」




そう言って半ば無理やり交換したLINE。



それから毎日のようにやり取りをして、

たまに2人で遊びに行って、

いつの間にか蓮くんといる日々が当たり前になっていた。



それでも、蓮くんと付き合いたいなんて

そんなおこがましいことは考えたことも無くて。



友達として気に入ってくれているんだなと思っていた。



遊びに行く時は一般的な大学生が行くような

映画やショッピングが多くて、

私も蓮くんもカジュアルな格好が多かった。




けれど、今日は蓮くんから「お洒落してきて」

との指定があって集合は夕方。



何だろうな?と思いつつ普段着にも使えると

言われて買ったキレイめなワンピースを着て家を出た。







集合場所に着くと、今日は一段とキラキラオーラが

すごい蓮くんがスカウトマンみたいな人に執拗に

話し掛けられていた…。



その様子を少し遠くから見ていると、

蓮くんと目が合ってこっちに歩いて来た。



「お前、来てたなら早く言えよ。」



『ごめんね、お話中だったから。』



「話してない。勝手に向こうが話しかけてきた。」



『やっぱり蓮くんはかっこいいからね。』



「っ!お前は!そんな急に爆弾投下するのやめろ。」



『ん?どういうこと?』



「はぁ、無自覚こわ。まぁ、いいや。行こ。」



蓮くんは、さりげなく私の手をとって歩き出した。



最近彼は、よくこうやって私と手を繋いで歩きたがる。



子供だと思われてるのかな?










『待って、蓮くんここ?』



「うん。嫌だった?」



『嫌じゃないけど…。』



「じゃあ、行こ。」



蓮くんが連れてきてくれたのは、

ビルの高層階にあるレストラン。



「予約していた目黒です。」



【お待ちしておりました。ご案内致します。】

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作者名:Sakuya | 作成日時:2020年11月7日 12時

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