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【青】たまには君に愛の言葉を ページ43





サークルの後輩であり、彼女でもあるAと

遊園地に行く約束をした。



人は多いし、日焼けするし、疲れるし、

全然乗り気じゃなかったんだけど、純粋無垢な瞳で

『翔太くんと遊園地に行きたいの!』

って言われたら、流石に行きたくないとは言えなかった。








当日の朝、家を出ると雲一つない青空が広がっている。



かなりの遊園地日和だけど、俺にとっては日差しが地獄。



車でAの家まで迎えに行って、

実家暮らしのAの親に少しだけ挨拶をしてから

高速に乗り、東京から少し離れた場所にある

有名テーマパークに到着した。







『翔太くん、なに乗りたい?』



「お前の乗りたいやつでいいよ。」



『えー、じゃあ、これ!』



Aが指さしたのは、この遊園地の中でも

1番やばそうな絶叫マシン。



「お前、こういうのが好きなの!?」



『うん!!!……あれ?翔太くんはもしかして苦手?』



「いや、そんなことないけど。」



『じゃあ、行こー!』



俺の手をとって歩き出したA。



振り回されるのは苦手なはずなのに、

こいつだと許せてしまうのは完全に惚れた弱みだな……

なんて考えたりして。








強がって乗った絶叫マシンは、思っていた以上にヤバくて

恥ずかしいけど女子みたいに叫びまくってしまったし、

隣のAはなぜか笑いまくっていて

別の意味でヤバかった。








『翔太くん大丈夫?本当は絶叫苦手だったんでしょ?』



「いや、俺はこれでも楽しんでるから。だけど、

隣で絶叫乗りながら笑いまくるお前はやばかった……。

佐久間と同じ狂気を感じたぞ……。」



『えー!ひどい!彼女に狂気って!』



「事実だからしょうがないだろ。」



『だって、翔太くんの叫び声が面白いんだもん!』



「は?そういう笑いだったの!?最悪!」



『あははっ、ごめんね?お詫びといっちゃなんだけど、

次は翔太くんも楽しめるような可愛いの乗ろ?』



「それはそれで恥ずいんだけど。」



「いいから!」







それからは、メルヘンなメリーゴーランドや

コーヒーカップに乗らされた。



しかも写真をたくさん撮られてメンタル的に

しんどかったけどAの笑顔が見れたからいっか。



なーんて単純な俺。



サークルのメンバーが見たらなんて言うんだろ?



ふっかは「信じられん!気持ち悪っ!」とか言いそうだ。

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作者名:Sakuya | 作成日時:2020年11月7日 12時

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