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【白】始まりの場所で最後のキスを ページ28





ラウールくんと出会ったのは去年の4月。



入学したばかりの彼が学内で迷子になっていたところを

助けたことがきっかけで話すようになった。



彼が1年生ながら全国屈指の強豪校と呼ばれるダンス部の

エースであると知ったのは、私が彼と話しているところを

たまたま見かけたらしい友人に


【ラウールくんとどういう関係!?】


と言われた時。








そこで彼のファンが学校だけでなく、他校にも

沢山いると聞いた私は少し距離を置いた。







そうしたら、なんとわざわざ私の所属する茶道部まで来て


「A先輩、俺の事嫌いになっちゃったんですか…?」


とまるで捨てられた子犬のような切ない目をして

言われてしまったのだ。








嫌いになったわけじゃないし、私だって可愛らしい後輩に

そんなこと言われて無下にすることは出来なくて

結局前よりも距離が縮まった。







それからは週に1、2回彼から呼び出され一緒に帰るように

なり、お互いの部活の話や近況を報告するようになった。



そんな生活を続けて2ヶ月ほど経つと周りから


【付き合ってるの?】


と聞かれることも増えた。










まさか学校中の憧れであるラウールくんが、

平凡な先輩である私のことを好きになるなんていう

展開があるなんて思ってもない私は



『違うよ!弟みたいで可愛いんだよね。』


と答えていた。



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作者名:Sakuya | 作成日時:2020年11月7日 12時

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