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それなら、もっと酔っ払わないと誘えないと判断した私は

佐久間がシャワーを浴びている音を聞きながら

新しいビールの缶を開けた。










「あれ?Aまだ起きてたの?」



『うん、さくまおかえり〜!』



「は?お前もしかして新しいの開けた?」



『いいでしょ、私のおうちだもーん!』



「そうだけどさぁ。」








『ねぇ、さくま、一緒に寝よ?』



「は?」



『だからご覧の通りうちにはベッドがひとつしかないの。



だから一緒に寝よ?』




「お前、自分で何言ってんのか分かってる?」



『分かってるよ?』



「ほんと、最悪。」



と言いながらも彼の右手は座っている私の左手を取った。



そのままベッドに寝かされた私の隣に寝っ転がる佐久間。



自分と同じシャンプーの匂いがしてくすぐったい気持ち。













『さくま?』



「なに?」




『ごめんね?』




「それはなんに対してのごめんね?」




『色々。』



「なんだよ色々って。」



『さくまがいてくれてよかった。』




つい、目の前にある佐久間の背中に抱きつく。




「ったく、俺以外に絶対こんなことするなよ?」



『うん。』



「今日は何もしない。でも次はないからな。」



『……うん。』



「おやすみ。」



『おやすみなさい。』










ずっと佐久間の優しさに甘えてた。



彼氏と別れてすぐになんて…と思ったけど、

今日改めて佐久間の優しさに触れて今までも薄々

感じていた佐久間からの好意に応えてみたいと思った。








「好きだよ、A。」









私が寝てると思って佐久間が呟いたその言葉。



実は起きてたと知ったらなんて言うんだろう?



明日、目が覚めて身体から酒が抜けたら、

自分の口から伝えよう。










『私も佐久間を好きになったかも。』って。






Fin




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桃色の表紙のテーマは
【幸せは案外近くに落ちている】でした。



ずっと主人公ちゃんのことが好きだった佐久間くん。二度とない機会だけど、使おうとはしなかったのに結局利用したことになってしまいましたね。笑

【赤】社内恋愛推進中→←・



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作者名:Sakuya | 作成日時:2020年11月7日 12時

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