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2人ともしっかり定時で仕事を終え、

会社の最寄り駅にある居酒屋で乾杯する。



「で?なんでそんな顔で来たの?」



『だから佐久間、失礼じゃない?


別に……彼氏と別れただけ。』



「はぁ!?マジで別れたの!?」



『うん。』



「なんで?」



『亮平と私はつり合わないと思ったから。』



「そうやって言われたの?」



『言われてないけど。』



「はぁ…。」



『なによ、ため息なんかついて。』



「お前の自己肯定感の低さにため息つくしかなかった。」



『はぁ?』



「まぁ、とりあえず今日は飲め!!!」



『言われなくてもそのつもりです!!!』








そんな酒に強くないのに勢いに任せて飲んだせいで

1時間もすれば中々の酔っ払いが出来上がった。







『どうせ、佐久間も私のこと可愛げのない女だって

思ってるんでしょ〜!?』



「そんなこと一言も言ってねーし!思ってもない!


どうしてお前はそんなにネガティブなの?」



『知らないよぉ!佐久間のばーか!』



「うわぁ…酔ってんね、お前。」



『酔ってませーん!』



「酔ってるやつはみんなそう言うんだっつーの!」



『今日は飲めって言ったの佐久間でしょ!!!』



「そうだけど!!!」



『だから家まで送って!!!』



「はぁ?」



『送ってくれないの!?薄情者め!!!』



「うわぁ、めんどくさ。言われなくてもこんな酔っぱらい

そこらへんに捨てるわけないだろ!」



『うへへ、ありがとぉ!』



「ったく、人の気持ちも知らないで。」



『え?なに!?』



「なんでもない!ほら!行くよ!」



『はーい!』




知らぬ間に会計を済ませてくれた佐久間に

支えられながら大通りに出る。



走っていた空車のタクシーを捕まえて乗り込みスラスラと

私の住所を運転手さんに伝える佐久間は彼氏なのでは?と

錯覚するが断じて違う。







でもただの同期…と呼ぶには近すぎるのかもしれない。



・→←【桃】新しい恋はすぐそこに



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作者名:Sakuya | 作成日時:2020年11月7日 12時

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