占いツクール
検索窓
今日:185 hit、昨日:210 hit、合計:228,010 hit

【桃】新しい恋はすぐそこに ページ21





『亮平、別れよう?』




付き合っていた彼氏と社会人になってから上手くいかなく

なるというのは、よく聞く話だが、まさか自分にも

当てはまるとは学生時代には思ってもみなかった。








亮平は昔から誰にでも優しくて人気者で、

なんで自分みたいな可愛げのない女と

付き合ってくれているのかずっと疑問だった。



社会人になり会えない時間が増えると、その思いは

加速して傷つくのを恐れた私は結局自分から逃げたのだ。














翌日、どんなに辛くても朝は来るし、

社会人として仕事に行かなくてはならない。



体に鞭を打って出社すると、隣の席の同期である

佐久間が話かけてきた。









「A、おはよ!」



『おはよう。』



「って、お前どうしたの?」



『何が?』



「いやいや、明らかになんかあったでしょうよ。


目、腫れすぎだし。なに?……彼氏と喧嘩でもした?」



『……佐久間ってデリカシーないよね。』



「えぇ!?マジ!?」



『マジ。とりあえず社内でする話じゃないから。』



「じゃあ、今日の夜飲みにいこ!」



『……いいよ。』











佐久間の飲みの誘いに乗ったのは、

人に話せばこの気持ちも少しは楽になると思ったから。

同期の佐久間には今までも相談に乗ってもらっていたし

報告する義務があるから…なんていうのは言い訳で

結局は一人でいたくなかっただけだ。






彼氏と別れたって言ったら佐久間はなんて言うんだろう?



・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (309 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
818人がお気に入り
設定キーワード:SnowMan , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Sakuya | 作成日時:2020年11月7日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。