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「おかえり、Aさん。」



『蓮くん、ただいま。来てたんだね。』



「一応連絡したんだけど…気づかなかった?」



『ごめん、スマホ見てなかったや。』



「そっか〜。」









パンプスを脱いで部屋に上がると、本当は今すぐにでも

ベッドにダイブして寝てしまいたかったけど、

蓮くんが来ているからご飯を作らないと…と思い、

とりあえず部屋着に着替えてメイクを落とす。



そんな私をさっきからじっと見つめる彼の視線が痛い。










『ねぇ蓮くん。そんなに私のことを見つめてどうしたの?

私、なんかおかしいところある?』



「Aさん、なんか嫌なことあったでしょ?」



『えっ?』



「明らかに元気ないもん。話、聞くよ?」



『大丈夫。そんなことないよ。気のせい気のせい。


ところで蓮くん何食べたい?


でも蓮くんが急に来るからパスタか麻婆豆腐の二択!』



心配かけまいと明るく振舞った私を見て、彼は不機嫌に。



「ねぇ、誤魔化さないで。今、ご飯はどうでもいいから。


Aさんは、いつもそうやって何か悩んでても

俺に隠そうとするよね?どうして?


俺が年下で頼りないから?」



『隠してなんかないし、頼りないなんて思ってない。』



「嘘つかないで。


歳とか関係なしに、俺は彼氏で彼女のAさんのこと

を守りたいの。


辛いことは2人で半分こして、楽しいことは2倍にしよう?


俺は絶対に何があってもAさんの味方だから…ね?」








抱きしめられて、赤ちゃんをあやすみたいに

背中を優しくトントンされる。



彼のたくましくて男らしい腕の中で


『あぁ、私は1人で勝手に年の差に囚われていたんだな。』


と気づいた。



4つも年上だからって、彼の前で大人ぶっていた。



そんな私に気づいて甘やかしてくれる彼は

私なんかより、よっぽど大人だ。

・→←【黒】年の差なんて関係ない



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作者名:Sakuya | 作成日時:2020年11月7日 12時

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