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ある日の朝。



けたたましくなるスマホのアラームを止めるために

目を開けると猛烈に体調が悪く再び目を瞑った。



隣で眠る照も止まらないアラーム音で目を覚ましたようだ。








「A、アラーム…、鳴ってる。」



『ん、ひかるっ。』




あまり朝が得意では無いため、寝ぼけていた

照くんだったけど私のいつもと違う声に気づいて

すぐに飛び起きてくれた。





「A!?」



『ひー。』



「どうした?」



『ん、ぐるぐるする…あたまいたい、こわい。』



「そっか、大丈夫大丈夫。俺がいるから、な?」



彼の筋肉質な身体が私を包み、まるで赤ちゃんを

あやす様に私の背中を優しくポンポンと叩く。













「……落ち着いた?」



『ちょっとだけ。』



「そう。じゃあ、お薬飲めそ?」



『ん。』



「じゃあ、準備してくるからいい子で待ってて?」



『やぁ、ひーといっしょがいい……。』



「はいはい、分かりましたよ。」



彼は私を軽々とお姫様抱っこすると、寝室を出て、

リビングに置かれたソファーに私をおろした。




『ありがとう。』



「どういたしまして。ここなら待てるよな?」



『うん。』





私よりも私の薬の管理を徹底してくれている彼は、

たまにある通院にだって律儀に毎回着いてくる。








幼い頃からの主治医が照くんの存在を常に気にしてるのは

面白がっているに違いないと私は思っている。








「はい、朝の分。」



『うん、ありがとう。』



「ちゃんと全部飲めよ?」



『いつも飲んでるもん…。』



「あーあ、拗ねんな。いつもAは頑張って偉いよ。」




彼は大きな手のひらで私の頭を撫でる。



昔から彼にこうされるのが私は大好きだ。

・→←【黄】過保護も愛情と受け取って



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作者名:Sakuya | 作成日時:2020年11月7日 12時

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