もし...僕達があの時出会っていたら【オリオンの刻印】

3話 違い ページ6

瑞希side





『MF！一星充！一星光！』



瑞希｢っ！一星光?!｣




原作との大きな違いに僕は驚きを隠せない。




瑞希｢どういうこと?!｣




何故？



その謎が頭を駆け巡っていると…




『そして！趙金雲監督が直々に選んだ二人の選手！一人は【戦場の舞姫】！心虹舞桜！そして二人目は趙金雲監督が二つ名を伏せてる緑水瑞希選手です！』



瑞希｢【戦場の舞姫】…心虹舞桜…｣




聞いたことない…。
こんなの…原作にない。
いや…一星光が生きてるところでもう…原作じゃないか。

どこが違うのか見極めないとね。




趙金雲｢緑水瑞希さんは先にバスで待っててくださーい！他のみんなは着替えて舞台へ上がってくださーい｣



瑞希｢……考えてても仕方ないか……｣




そう思って僕はバスへ乗る。




















.






















しばらくして、イナズマジャパンが乗ってくる。




瑞希(あ…マネージャーは別のバスなんだ)




そう思っていると…




｢なぁなぁ！お前が緑水瑞希か！｣




円堂くんが僕に話しかけてきた。




瑞希｢そうだ｣




僕は声色を変えて答える。
まぁ…男装して来いと言われたからね？




円堂｢俺、円堂守！よろしくな！｣



瑞希｢よろしく｣




そして円堂は風丸の隣に座りに行く。すると…




｢失礼｣



瑞希(…あ…この子…)




僕の隣にあの時気になってた黒髪の女の子が座る。

確か名前は…心虹舞桜…。




｢君が緑水瑞希？｣



瑞希｢うん。君が心虹舞桜？｣




何故だろう…彼女は呼び捨てにしていいって思ってしまう。




舞桜｢そうだよ｣



瑞希｢よろしく、舞桜｣



舞桜｢いきなり名前呼び捨てか…｣



瑞希｢嫌だった？｣



舞桜｢いや？それじゃあ僕も瑞希と呼ばせてもらうよ｣



瑞希｢どうぞ｣




この子とは…仲良くなれそうな気がする。そう思った。






side fin

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