22話 睨み ページ25
瑞希side
瑞希「怖…」
戻ると鬼道くんが睨んできた。
瑞希「何あれ…視線で人を殺せるぞ…」
そう思っていると試合再開。
敵は相変わらずラフプレーで味方を蹴散らし突進してくる。それに翻弄されるイナズマジャパン。確実に冷静さを欠かされているね〜。僕が一点取っているとはいえ直ぐに巻き返されてしまうね。
すると…
ペク「『バイソンホーン』!」
ペクくんがシュートをする。
円堂「はぁぁ!『風神雷神』!」
円堂くんは止め用途するけど…
円堂「何っ?!」
韓国の1人が円堂の前でわざと土煙を上げると言う邪魔をされゴールを許してしまう。
灰崎「彼奴ら…汚ぇ真似を…」
稲森「あれはどう見てもキーパー妨害じゃないですか!」
瑞希「確かにそうかもしれないね。でも、それだけかな?」
舞桜「それだけじゃ無い。敵の勢いはかなり強い妨害をすることによってわざと弱く見せているだけだから。惑わされないで」
舞桜の言う通り。円堂くんはそんなに妨害に惑わされる人じゃないからね。
舞桜「ねぇ瑞希」
瑞希「?」
舞桜「次、ボールが来たら僕に回してくれる?」
舞桜の言葉に僕は少し驚く。
瑞希「いいけどなんで?」
舞桜「簡単に言うなら、君を楽しませるためかな?」
瑞希「そう、わかったわ」
それじゃあ、僕を楽しませてよね?
試合が再開する。敵のラフプレーを避けて僕は舞桜にパスを回してくれる。フィールドの中央より後ろ側から舞桜は技を出し始める。
瑞希「っ!これは…!」
僕は舞桜の踊りを見て気がつく。ブロック・ドリブル・シュートをひとつにした技だ…。
瑞希「この技にはいろんな“アオ”がある…」
青・蒼・碧…。
それを頭の中で合わせて作り出す舞桜だけのあおがあった。
舞桜「『龍星神楽・乱舞』」
敵の間を流れ星の如く光の緒を残しながら縫い進んでいく。龍のようなうねりと星の儚い輝き。それをふんだんに撒き散らしながらフィールドを舞い進んでいく。
そしてそのまま流れる様にゴールへとボールを流しゴールが決まる。周りからは舞桜が流れ星のようにフィールドを駆け回って見えるのだろうね。
瑞希「確かに…僕を愉しませてくれるね」
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アインツバル - うわああ神様が合作してる...!! いーなー私も誰かと合作した((黙れ 応援してます!! (2019年4月7日 16時) (レス) id: db0b681609 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜♪(プロフ) - 魔戒さん» 応援ありがとうございます!頑張ります! (2019年3月28日 12時) (レス) id: dd598bec6b (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 魔戒さん» ありがとうございます! (2019年3月28日 10時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
魔戒 - 更新頑張ってください応援してます! (2019年3月28日 10時) (レス) id: b1d63bb0ce (このIDを非表示/違反報告)
咲夜♪(プロフ) - 梅咲サクラさん» ありがとうございます!もうしばらくお待ちください!明日には更新しますので! (2019年3月19日 21時) (レス) id: dd598bec6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲夜♪&スイジュ x他1人 | 作成日時:2019年3月3日 19時