98話 最低 ページ5
瑞希side
ベンチで休んでいると…
舞桜「瑞希ごめんね…」
舞桜が話しかけてきた。
瑞希「?何が?」
舞桜「さっきの技…他のみんなにも謝らないといけないんだけどさ……嫌な影響を受けたよね……多分……」
瑞希「ああ、それなら大丈夫だよ」
舞桜「大丈夫……?」
舞桜がその事について聞いてきた。
瑞希「だって、面白かったからね!あー思い出すだけで笑っちゃうよ……!」
そう言って…久しぶりにあの人に逢えて…そして滑稽だった自分を思い出した。
舞桜「瑞希……」
少し悲しそうな声で舞桜が言った。
瑞希「何?」
舞桜「……でもね瑞希…」
瑞希「でも?」
舞桜「あれは、私の一生懸命の結果なんだ……人の、努力なんだ……それを笑うのは僕は少し…いや、かなりおかしいと思う……」
瑞希「……」
舞桜「……急にこんな事言ってきてウザイよね……ごめん……」
……ごめんね……。僕が最低な人間で……。
瑞希「…………」
メモを取り出し、それにペンを走らせ、つくしちゃんに渡す。舞桜に渡すように頼んで…。
嗚呼…僕は苦くて最低…。
そしていつの間にか野坂が戻ってきた。そして監督は誰かに交代を言い渡そうとした時、僕は手を挙げた。
痛いな……どんどん黒く…蝕まれていく…僕の心…。
苦くて…苦くて…苦しい…。
何故神は僕をこの世界へ連れてきたんだろうね…。
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咲夜♪(プロフ) - 雫(シズク)さん» 今忙しいので……時間がある時に読ませていただきます (2019年5月25日 19時) (レス) id: dd598bec6b (このIDを非表示/違反報告)
雫(シズク) - 咲夜♪さん» はい。 咲夜♪さん、良かったら読みに来てください。 (2019年5月25日 19時) (レス) id: effc3bbfee (このIDを非表示/違反報告)
咲夜♪(プロフ) - 雫(シズク)さん» ありがとうございます!頑張りますよー (2019年5月25日 19時) (レス) id: dd598bec6b (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 雫(シズク)さん» 出来たら行きます (2019年5月25日 17時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
雫(シズク) - スイジュさん» はい。 スイジュさん、良かったら読みに来てください。 (2019年5月25日 17時) (レス) id: effc3bbfee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲夜♪&スイジュ x他2人 | 作成日時:2019年5月22日 7時