私はそれ以前の問題…�� ページ28
珠稀「……ダブルできつい……颯汰くんの鋭さに……私は……それ以前よって話」
風華「……時田先生？」
珠稀「時田先生は、風華ちゃんが好きなのに……アタックする前に諦めたらしくて颯汰くんが理由聞いて『腹立つ!』って」
？ な話で固まっていると
珠稀「颯汰くんが聞いたら『風華ちゃんの人生を、背負う覚悟も度量も無いから……見合いする』って……私は人伝てで、知らされました! アタック以前に、私も風華ちゃんも……選択肢外よ！」
珠ちゃん……
珠稀「私は……無理だから」
珠ちゃん……お父さんから叩かれたり……辛い幼少期を過ごした珠ちゃん……男性とのお付き合いは……無理って
珠稀「私、7才で最初の施設に入ったから記憶があるけれど、瑠璃ちゃんは、まだそんなに記憶がない内にここに来たから生活に順応してたんだろうね。きっと、お母さんが不安定で瑠璃ちゃんも不安定になって、それで母乳とか飲めなくなったのかな？ 心の『奥底では覚えてるだろう、だから牛乳が苦手なんですね』ってチョー先生も言ってたしね……」
風華「私も、瑠璃ちゃんと同じ２才で施設に入ったから、親とか結婚に何の思い入れも無いんだね」
珠稀「風華ちゃん……」
珠ちゃんは、聞き出し上手だから色々バレている訳で
珠稀「は？ 何それ？ おかしくない？」
風華「そうかな？ 明日確認の電話してみるね」
先週の金曜日、帰る前にバイト先で言われた事
確認はいいけど……
風華「逃げないで愛実ちゃんの話しよう？」
珠稀「そうだね……」
愛実ちゃん……
おしゃれなカフェでランチ�，任喉�←私はそれ以前の問題…� �
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作者名：涼風花 | 作成日時：2021年2月21日 20時
