彼氏/彼女が出来ないのは絶対お前のせい

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休憩時間



｢はーい、各校主将の方取りに来てくださいー｣



さっき倫太郎と話してたチューペットを人数分渡していく



みんな好きな味を取る(早い者勝ち)



｢はい、倫太郎。頑張ってたからプレゼント｣



私のチューペットを半分に折って渡す



角名｢え、いいの｣



｢いいのー｣



角名｢ありがと｣



あ、幸せそう。
この時が1番笑ってる気がする



治｢ありがとぉ｣



｢うん、治には言ってないよ？｣



さっきまで侑と取り合いしてたのにいつの間に来たの、、



治｢えぇくれへんの、、？｣



180cm越えがしょげるんじゃない！



｢あーもう仕方ないなぁ、はいどうぞ｣



私の分はなくなるけどまぁ動いてないからいっか



侑｢ハァ！？俺も欲しい！！｣



｢いやもう無いんだよね｣



侑｢おいこらクソサム！！俺によこせ！｣



治｢絶対嫌やわ｣



あ、乱闘始まっちゃった



銀島｢アイツら元気やなぁ…｣



｢銀は参加しなくていいの？｣



銀島｢あれに参加したら死んでまう｣



確かに。大袈裟とかじゃなくてそれほんとだよね



大耳｢それやったら俺の半分やるわ｣



ほら。と自分の半分を差し出している



｢いや倫太郎から1口貰うから大丈夫です！！｣



大耳｢ええから、、あ、じゃあ先輩命令や。｣



要らない！！！と首を振り続けてたのに
それ言われたら断れないじゃん……



｢ありがとうございます、、｣



大耳｢おう。優しいのもええけどちゃんと自分の事も考えや？｣



｢はい！｣



北｢俺のもあげよか？｣



｢ふぁい！？｣



なんやそれ笑と言われるけどこれ当然の反応じゃない？？



北｢ちょうど違う味やしええやろ。ほら食べ｣



｢先輩からそんないただけません、、！｣



北｢ほな先輩命令や｣



｢どうして普段使わないのにここぞとばかり使うんですかっ、、、ありがとうございます…｣



結局私は1本食べることになった



角名｢よかったじゃん｣



｢北さんまで来るとは思わなかった｣



角名｢いやそれな？北さんでもお兄ちゃんぽくない？｣



｢あー確かに北さんもお兄ちゃん気質あるね｣



角名｢まぁ俺は大耳さん一筋だけど｣



｢私もだし！｣



あ、ゴミ回収しなきゃ



チューペットを1回壁に立てかけて袋を取りに行く



北｢あ、俺やっとくから食べてき？｣



な？と諭すように言ってからゴミを回収しに行く



｢やばい倫太郎。北さんのお兄ちゃん力舐めてた｣



角名｢は？早速浮気？｣

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