Magic 10 ページ11
you side
TH「Aヌナね！宜しく！」
さっきまでCGみたいに見えたのに
四角い口で笑うテヒョン君はとても人間的だった
？「僕はジミンです」
反対側の席にいた天使様は
ジミン君と言うらしい
続けて、
ダブリエの彼はジン君、
クリクリお目目の美青年はジョングク君
？「僕は〜ホソクです！ホビってよんでね〜！」
とびきり明るいキャラクターの彼は
カウンターの中にいたもう1人のバーテン
.
JK「ところでAさん、
あの…さっきはどうして泣いてたんですか？
折角綺麗な格好してるのに、雨でびしょ濡れだったし…」
『…泣いてないですよ』
ギクリとした
.
そうだ
私結婚式行って
それで…
.
ブーブーブー…
JM 「携帯、Aさんのじゃないですか？」
あれ…？
さっきまで圏外だったのに
.
鞄から携帯を取り出すと
カトクに数件のメッセージが届いていた
ヨナだ
‘仕事忙しくて大変だったのに、今日はありがとう！来てくれて本当に嬉しかったよ！
二次会来られなくて残念だったけど、またゆっくりお茶でもしようね！今日の写真送ります♡’
メッセージと共に送られてきた
皆で撮った集合写真
幸せそうな2人
横にいる私は
なんとも言えない
笑顔とは程遠い表情だった
.
『作り笑顔も下手かって…』
ヨナ
ごめん…
こんな不甲斐ない
幼馴染でごめんなさい
.
ありがとうって言ってくれたヨナに
罪悪感しかなくて
.
『……うっ……っ…私、本当、バカみたい……』
ダメだ
さっきは
雨で誤魔化せた涙も
ここでは隠せないや…
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作者名：pokota | 作成日時：2018年6月9日 22時
