市役所1 ページ6
とっても、とっても、おおきーい！
リアが私の手を引っぱって、二人で赤褐色の石レンガの道を進む。
おとぎ話の中に、まるでいるよう…
市役所にはすぐに着いた。
広場のようなところを通って行く。
途中で噴水があった。
水が澄んでいて、綺麗だった…
どんどん市役所に近づいていく。
遠くから見ても大きかったが、近くで見るとよりいっそう大きく見える。
(『うわぁぁぁぁ！』)
声には出さず、心の中で悲鳴を上げる。
その悲鳴をリアが遮る。
「ほら入るよ！」
『あ、待ってぇぇぇ。』
リアに追いついて、正門の扉を開ける。
すると、小部屋のようなところに来た。
前には、階段や高級そうなソファー、中型のカーテン付きの窓、小さなタンスなどがあった。
タンスの上には、小さな花瓶に入った可愛らしい花があった。
その花に見惚れていると、
「市役所は、この階段を登った先よ。」
リアがそう言い、私たちは階段を上っていった。
階段を上った先には、丈夫そうな茶色の扉があった。
扉を開けた。
目の前には受付のようなところがあり、その周りをたくさんの小型ロボットが行き来し、
天井には大きなシャンデリア、それを囲むようにして貼ってある
サバイバルグッズを扱う店の広告。
『どうしてこんなに人がいるんですか。リア。』
そう、人が沢山いた。
「市役所は、登録するだけじゃないの。
他にも、場所の案内、あちらの世界から取ってきたものを売ってコインにしたり、
あちらの世界へ行く手続きをしたり…他にもたくさん。」
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もずく - とても面白いですーーーーーー！勉強とかで忙しいと思いますが、無理せず更新頑張ってくださいっ！ (2020年10月20日 23時) (
レス) id: f563430924 (このIDを非表示/違反報告)
サクキャット(プロフ) - ずっと前にコメントで、3、4日ごとに更新すると言ったのですが、これからは作品の説明欄に次回の更新日を追記していこうと思っています…勝手にいろいろ変えてしまいごめんなさい。(泣) (2020年9月11日 6時) (レス) id: f563430924 (このIDを非表示/違反報告)
燈。 - 更新ありがとうございます\(//∇//)\ (2020年9月10日 22時) (レス) id: f563430924 (このIDを非表示/違反報告)
サクキャット(プロフ) - 蘭@月夜さん» ありがとうございます！もう更新ができそうです！ (2020年9月10日 16時) (レス) id: f563430924 (このIDを非表示/違反報告)
蘭@月夜(プロフ) - 面白かったですっ！更新待ってますね！！ (2020年9月9日 16時) (レス) id: 5ff3f436df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクキャット | 作成日時：2020年8月24日 18時
