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予想通り ページ14

放課後、エアリナと約束していたカフェに、瑠衣と菜津の二人と一緒に行った。
「何でだろう、いつも通りだったのに、何か違う」
「まあ、実際エアリナが呼び出すなんて普通ないからね」
それでも、いつも通りでいよう!

「いらっしゃいませ」
カフェの店員さんが言う。
「梨々花様ですか? エアリナ様がお待ちですよ」
「えっ?」
でも、カフェのどこにもいないじゃん……。
「個室にしてほしいと言われまして、個室にご案内いたしました」
「そ、そう言う事?」
普通のカフェだと思っていたけれど、中々やるわね。

「まさか個室だなんて思わなかったでしょ?」
「うわっ!?」
後ろから、エアリナに声をかけられた。
「中に入りましょ」


エアリナに言われては行ったカフェの個室とは思えないほど、個室は豪華だった。
「ちょっと、本当にここカフェ?」
思わず言ってしまった言葉に、菜津と瑠衣は笑っていた。

「早速だけど、本題に入らせてもらっていい?」
「う、うん」
エアリナはいつになく真剣だ。
「前、瑠衣が教えてくれた絵本、妖精、いたでしょ?」
「うん」
エアリナは一呼吸おいて、言った。
「私、その妖精と同じ。私は妖精」


何というか、予想通り、かなあ?
瑠衣を見ると、私の表情で気が付いたのか、
「え、そうなの、エアリナ!?」
と、今知った、と言わんばかりの様子を見せた。

嫌だ、こんなのは→←次の日、学校



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桜雪☆(プロフ) - 奈月さん» コメントありがとうございます! (2018年6月10日 17時) (レス) id: 7ff7ae767b (このIDを非表示/違反報告)
奈月(プロフ) - エアリナの考えってすごい。素直にそう思いました。続きが楽しみです(*^^*) (2018年6月9日 14時) (レス) id: b8b2585ba0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜雪☆ | 作成日時:2017年11月5日 9時

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