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「はぁ……わかりましたよ。その任務は引き受けますからお土産にココナッツジュースと名物菓子付けてよね?三人分」
クロウリー「勿論。三人分買って来ると約束します、嗚呼そうだコレを君達に」
手渡されたのはスマホ二台。その後、学長は仕事直ぐにその場を立ち去った。
グリム「にゃっはー!コレでホリデーにはご馳走がたんまり食えるんだゾ!」
「あ、しまった。誓約書書いてもらうの忘れたわ」
エース「え”?誓約書?」
「アイツは何かと難癖付ける人間性だって事がわかったから、何かあった時の為に誓約書持ち歩くようにしてるんだけどねー」
この前、アズール先輩の件が終わってから生活費も増えたし、ユウに竹刀も渡せたから万々歳。
ラギー「はいはーい!そこの君たち、道のど真ん中に突っ立っていないで、どいたどいた!」
デュース「ブッチ先輩……って、なんですかその大荷物!?」
バックパックにボストンバッグ、クーラーボックス…すっごい大荷物
ラギー「これッスか?シシシッ、大食堂と購買部の消費期限切れそうな食材、全部貰ってきたんスよ。長期休暇に入るから、毎回タダ同然でくれるんス」
ユウ「そんなに大量の食べ物を一体?」
ラギー「近所の悪ガキどもにと、ばあちゃんの分っスよ。おっと、冷凍食品が溶けちまう…んじゃ、また来年ッスー!」
そう言い、鏡の中に消えて行った。
デュース「それにしても、近所の悪ガキども……って?」
ジャック「ラギー先輩の地元は、貧しい暮らしをしている家庭が多いらしい。だから長期休暇のたびに沢山食べ物を持って帰って、近所の子どもにも食わせてやっているんだと」
「成程…にしてもアンタもすっごい荷物だな」
ユウ「ぜーんぶ、サボテン??」
ジャック「これは趣味で育ててる。休暇中に水やりしなかったら枯れちまうだろうが……って、俺のことはいいんだよ!」
グリム「ラギーの奴、赤の他人にメシをわけてやろうなんて意外といいヤツなんだゾ」
ジャック「捕らえた獲物は弱者にも分け隔てなく与える。それがハイエナだ。ラギー先輩もそうやって育ってきたんだろ」
家族想いの人だなー…
レオナ「フン。ガキを何人も集めて炊き出しなんて考えただけでゾッとするぜ。1人いるだけで煩くてかなわねえってのに」
「どーも、先輩。貴方は帰省しないんですか?」
レオナ「よぉ、A。それだったら良かったんだがな。帰らないと後からゴチャゴチャうるせぇから、帰る」
そうした方がいい。
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夜来香(プロフ) - ユリカーンさん» 返信遅くなりました。教えてくれてありがとうございます 訂正しておきました。 (2022年3月23日 16時) (レス) id: 00e954a6c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユリカーン(プロフ) - ジャミルさんの名前間違ってません?ジャミル・バイパーがジャミル・ハイパーになってます (2022年3月15日 23時) (レス) @page46 id: a9b4c551ca (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - 蔵元絵美さん» 返信返せなくてすみませんでした。この作品を最高と言ってくれて感激です!これからもよろしくお願いします!! (2021年11月29日 0時) (レス) id: 00e954a6c0 (このIDを非表示/違反報告)
蔵元絵美(プロフ) - 初コメ失礼します!何方も好きな作品だったので最高でした!更新待ってます! (2021年10月28日 18時) (レス) @page17 id: 27040a03d7 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - よしかさん» ありがとうございます!これからも応援宜しくお願いします (2021年10月10日 19時) (レス) id: b2ecaa304c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜来香 | 作成日時:2021年10月4日 20時