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「しかし、これが車か。俺の知っている物と大分違うな」


「そうだね、あの頃より色々な物が発展してるよ」


「うむ。あんなに高い建物もどうやって建てているのだろうか!」


あははは、そのうち分かるよ、とAが笑う。


「…煉獄さん、は一体どちらからいらっしゃったんですか?」


伊知地は二人の会話を聞いて湧いた疑問を投げかける。


「あー、簡単に言うと百年前くらいから?」


え!?、と予想外の答えに、伊知地は声を上げる。


Aと杏寿郎は伊知地に簡単に今までの経緯を説明すると、伊知地は、Aさんの術式ならあり得ることではありますが…、と考え込む。


「そういうことでしたら、補助監督の仕事で、車の運転とかどうするんですか?」


「杏寿郎がこっちに慣れるまでは、当分は私がするよ」


「そうですか…、まぁ仕方ないですよね」


「あと帳も私が張るから」


伊知地は、補助監督の意味…、と呟く。


「補助監督は基本的に戦闘に参加しませんが、そこのところはどうされるおつもりですか?」


「それは確認してみてからだけど、参加してもらうと思うよー」


Aが簡単に言うと、伊知地はまた、補助監督とは…、と頭を抱える。


「いーのいーの!補助監督なんて上を黙らす名目みたいなもんだからさ!

杏寿郎が普通に呪術師になったら、軽く一級なんて超えちゃうと思うよ」


それだと自由がきかなくなっちゃうじゃない?とAが言うと、伊知地は、杏寿郎を見て驚いていた。


「よく分からないが、俺はAの助けになれればそれで良い!」


伊知地はそういうものですか…と言うと、ハッと気づいたように、


「ち、ちなみにお二人のご関係は…」


「結婚を誓い合っている!悟殿にはまだ認めてもらっていないが、いずれ認めてもらう予定だ!」


杏寿郎が言い放つと、まさか結婚とまでなっているとは思わず、もしその時が来たら、悟の逆鱗に触れ日本が消滅するのでは、とまた胃をキリキリさせる。


「…どうかお手柔らかにお願いします…」


伊知地はそう懇願すると、杏寿郎は笑いながら、うむ、分かった!と答える。


「さて、着きましたよ」

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AYATO(プロフ) - パスワードありがとうございます!! (2022年11月30日 18時) (レス) id: ab3c8693a5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - AYATOさん» AYATOさん、初めまして。コメントありがとうございます!メッセージに送らせていただきましたので確認をお願いします! (2022年11月30日 17時) (レス) id: fc46cae9f1 (このIDを非表示/違反報告)
AYATO(プロフ) - 初コメ失礼します! 煉獄さんのパスワード教えて欲しいです✨ とても面白かったです! (2022年11月30日 17時) (レス) id: ab3c8693a5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 氷飴さん» いつも本当にありがとうございます!もう少しお待ち下さいねー!これからもよろしくお願いします! (2021年12月15日 22時) (レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 続編!!!出すんですね!おめでとうございます!!!楽しみに待ってます!! (2021年12月15日 17時) (レス) id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくら | 作成日時:2021年12月4日 9時

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