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(随分広い屋敷だなぁ。ウチよりは小さいけど、建物自体も頑丈だ。鬼殺隊とかって言ってたけど、一体何者？)
千寿郎に案内されながら、自分の実家と比較をしても、負けず劣らない屋敷を横目に庭先に辿り着いた。
「兄上ー！Aさんが目覚められたのでお連れしました！」
庭先で素振りをしている杏寿郎に向けて呼びかけた。
「なに！千寿郎、ありがとう！A！大丈夫か？3日も寝ていたから心配した！」
「おはよー！あー…、3日で済んだならマシな方…かな？」
「なんと！！A、起きたばかりで申し訳ないが、些か聞きたいことがある。立ち話ではなんなので、居間へ来てもらえないだろうか！！」
「うん、いいよ。私も聞きたいことがあるんだ。」
杏寿郎は木刀を片付け、道着のまま一緒に居間へ向かった。
「先日はありがとう！君のおかげで助かった！」
千寿郎は、お茶を用意しますね、と席を外しており、机を挟んで座布団の上に座るや否や、杏寿郎が頭を下げた。
「あ、うん、よかったよねー！初めてやったから、成功するかドキドキしちゃった！」
「初めて…？」
「あはははは！ごめんごめん！でも中々難しいんだよ？他人に反転術式やるの。向こうでも出来る人って2人しか見たことない！」
「反転術式…、向こう…？」
「うんうん、気になるよね！ちゃんと説明するよ！でもちょっとその前にひとつだけ教えて欲しいことがあるんだ。」
「む！わかることであれば答えるぞ！」
「ありがとう！うーんと、
ここって今
何年？」
「何年？？」
「西暦のこと、わかるかな？？」
「西暦とはちょっとわからないが、元号では大正になる。」
Aは目を見開き、驚いた。
(相当戻ってるとは思ったけど、まさか100年も戻ってるとは…)
「な、るほどね…」
さすがに動揺を隠せず、その場で俯く。
「む…！A、それが何か関係があるのか？」
「うーん…、信じてもらえるかわからないけど、聞いてもらえる？ちょっと長くなるよ？」
「うむ！無論だ！Aが良ければ教えて欲しい！」
「りょーかい！…の前にごめん、お腹空いちゃった！何でもいいからご飯いただけないかな？？」
あははははと照れながら言うと、杏寿郎もはっと気付いたように
「すまない、気付かなんだ！3日も寝ていたんだもんな！！今すぐに千寿郎に用意させる！！」
「ありがとうー！助かるー！」
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さくら(プロフ) - 廣岡唯さん» 廣岡唯さん、ありがとうございます！良かったら続きも読んでいただけるとありがたいです😊 (2022年11月11日 19時) (
レス) id: fc46cae9f1 (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - 面白い煉獄杏寿郎さ❤️ん (2022年11月11日 12時) (レス) @page41 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - いちごマカロンさん» いちごマカロンさん、いつもありがとうございます！ニヤニヤしていただいて笑 中々更新出来ずすみません！もう一つの方完結させたら引き続き更新する予定ですので、よろしくお願いします！ (2022年4月7日 11時) (レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
いちごマカロン - 七話で煉獄さんが夢主に服がばってされてニヤニヤが止まらん (2022年4月5日 18時) (レス) @page8 id: d434798822 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - わたあめさん» わたあめさん、コメントありがとうございます！とても嬉しいです！これからもよろしくお願いします^ ^ (2021年8月29日 8時) (レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2021年8月24日 15時
