五十粒目 ページ2
「…あのぉ、すいません。」
『…は、はいっ！？』
そこに居たのは、見慣れない男性。だが、Aはちょっとした嫌悪感を感じてしまう。
何故かと言うと、その男性は少し太っていて、変な風に歪んだ口から見える歯は、所々黒かった。
言ってしまえば、不細工である。
『…え、あ。どうしたんですか？』
「いや、足を庇って歩いているように見えたもんで…、良ければ。」
男性が差し出したものは、少し大きめの絆創膏。それはAが今一番欲しかったものだ。
『…いいんですか？』
「俺は使うところ無いんで…、使ってください。」
『…ありがとうございます。消毒したあとに貼らせてもらいますね？』
「はい。」
その男性はニコリ(ニヤリと言った方がいい)と笑うと、何とAの隣に座ってきた。Aは思わず、反射的に離れてしまう。
『…(この人、何なの？)』
Aが警戒しながら見ていると、男性が口を開いた。
「星、好きなんですね。」
『…え？』
「いや。さっき星を指でなぞっているのが見えて…。俺も星好きなんです。」
『…そ、そうなんですか。』
何故だろう。
嫌な予感がする。
Aはそう思うが、あまりの恐怖に体が動かなかった。
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橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！とても楽しく読ませて頂きました！今後とも応援しています！頑張って下さい！(*´ω｀*) (2021年11月4日 8時) (
レス) @page9 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ - またもコメント失礼します。もうほんと最高です！デートやその後の2人とかどうでしょうか？！どんなでも更新楽しみにしてます！！ (2020年1月11日 16時) (レス) id: 984ff0d76f (このIDを非表示/違反報告)
水無月 歌乃(プロフ) - ぴっぴさん» てんきゅーです！ (2019年10月21日 20時) (レス) id: f000c9d3a6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ - 早速読ませて頂きました！もう続きが気になりすぎます!!あと、続編おめでとうございます♪続き待ってます！ (2019年10月21日 16時) (レス) id: 984ff0d76f (このIDを非表示/違反報告)
水無月 歌乃(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リンさん» ありがとうございます！がんばります！ (2019年10月21日 3時) (レス) id: f000c9d3a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無月 歌乃 | 作者ホームページ：http:// kotatan
作成日時：2019年10月20日 18時
