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まずい、タイミングが悪すぎる
神威「俺の接客してよ、こっちこっち」
そういい神威は強引に私の手を引き個室へと足を運んで行った
『ちょっと!』
_____
神威「オネーサンの名前は?」
『えっと…Aと申します』
神威「へー」
そういいだんだん距離を短くしていく
最終的には壁に追い込まれてしまった
自然に、自然にしなくては
神威「やはり噂通り綺麗だね」
噂通り?
まさか人間違えをしているのだろうか
なんせ今日初めてこの職業に着くのだから噂など経つはずがないのだが…
『ありがとうございます、嬉しいお言葉ですわ』
だんだん顔が近づいてきている
彼は何故ここにいる
なんの目的で?
すると彼は肩に口付けをし笑ってこういった
神威「よし、これで君は俺のお嫁さんだ」
…………は?
『えっと…;;それはどーゆー……』
神威「強い子を産んでねA」
『あの、急に嫁と言われましても…』
神威『え、君強くないの?』
強い強くないの問題なの?
『強くは…ないです』
神威「えー、つまんないなぁー地球で強い女は誰だと聞いたら君だと聞いたからサ」
そういい手にしていたものは先程まで
自分の耳に着いていた発信機だった
まずい、身元がバレてる
『…あなたの本来の目的は?なぜこんなところにいる第七師団団長神威』
神威「え、知ってたの?本来の目的って言われてもなーほんとに君を嫁に貰いに来たんだけど強くないならいいや、ここでサヨナラだ」
拳を上げ殴りかかろうとした時突然襖が開いた
阿伏兎「団長ー追手が来たぞ」
神威「ちょっと、今いい所だったの にっ!」
気が逸れているうちにカムイの顔面に蹴りを入れ脱出をはかった
やはり着物を着てではいつもの半分後からでしか戦えない…
阿伏兎「あーららー」
神威「いやー完全に油断してたよ」
『私は強くないです
でも
弱くもないです』
神威「ハハハ面白くなってきたや」
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作者名:三日月 | 作成日時:2020年8月23日 0時