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沖田side

とうとう式が始まった

結局手がかりは何も無かった


簪を貰った時のAの顔…

嬉しそうだった

きにくわねェ

惚れた女が見ず知らずの男にとられるなんて

土方「近藤さん、ほんとに大丈夫か刀没収されたが」

近藤「仕方ないだろ神聖な式なんだ、刀持ってちゃあバチが当たる」

三々九度の盃がはじまった

新郎が先に口にしたあと新婦が酒を口にする

はずだった

バシャ

「「!!!」」

その酒は坂城真人にぶっかかっていた

A.…?

『あら、ごめんなさい手が滑りました』

「おい!どういうことだこれは!」

『そのままの意味です。愛など誓う気はなかったのでお断りさせていただきました』

真人「Aさん?あなたは結婚に承諾されましたよね?;;」

『いえ、縁談の話には承諾致しましたが結婚することには承諾致した覚えはございませんが』

また大胆なことしたねェ

こりゃ面白そうでさァ

真人「このっ…我らの資金なしでは貴様ら真選組もやってけはいけないのだぞ、それを承知で言っているのか」

『えぇ、資金など払える身元ではなくなりますからね』

真人「なんだと?」

「失礼致します、A様お持ち致しました」

『ありがとうございます』

入口から入ってきた人は見知らぬ兵

『ここにあなたたちが今までやってきた密輸、犯罪について書いてあります、今ここで書類を提出した場合あなた達は牢獄行きです』

坂城「証拠?ほんとにそれは証拠なのかね?;;」

『9月15日密輸、その三日後その現場を目撃していた商人を殺害』

「そんなもの証拠にならん!」

『ここに、写真がありますがこれを見ても否定できますか?』


土方「いつの間に……」

真人「おのれ…」

そういい着物の中から取り出したのは小刀だった

真人「ここで殺してやるっっ…なっ!」

その瞬間男の手にくないが刺さった

『全員捕まえて!』

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作者名:三日月 | 作成日時:2020年8月23日 0時

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