破顔一笑2【銀魂沖田総悟】 (ページ23)

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沖田side

松平「おぉーい近藤」

近藤「お、とっつぁんこっちだ」

松平のとっつぁんから大事な話があると言われて今近藤さんの部屋に

俺、近藤さん、土方さん、Aが集められた

近藤「それで、大事な話ってのは？」

松平「あぁ…Aちゃん」

『…はい？』

松平「縁談の話があるんだけど」

「「………はぁ？！」」

『縁談…』

近藤「いやいやとっつぁんなんでまたいきなり;;」

松平「いやーなんかよォAちゃんの活躍を見て惚れちまったっていうお偉いさんがいてよォ、これがまた幕府に寄付金費やしてる奴で断れなくてよォォ」

土方「断れなくてってもう決まっちまったのか！？」

松平「Aちゃーんおじさんを助けてくれよォ」

流石にひどすぎんだろォ

それに

Aは嫁には行かせねぇ

近藤「とっつぁん、いくらなんでもAだって女の子なんだぞ」

土方「ちなみにそのお偉いさんって？」

松平「坂城家、といえばわかるか？」

坂城家、貿易を主にしている役人…

沖田「Aにも好きなやつくらいいるでしょーよ」

『いいですよ』

「「は？」」

『受けますよ、その縁談』

土方「おいおいAいいのか？見ず知らずのやつと;」

沖田「愛の無い結婚ですぜェ」

『私はここが好きなの、もし断ってここがつぶれたら、それこそ私は不幸になると思うから、縁談を受けさせていただきます』

松平「ありがとうよぉおお、近藤明日ここに坂城家の主が来るらしいからよろしく頼むぞォ」

近藤「あぁわかった;;」

そのままとっつぁんは帰っていった

『それじゃあ私は仕事に戻ります。』

ﾋﾟｼｬ

近藤「……また無理してないかな、A」

土方「今回ばかりは分からねぇ」