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2話 ページ3

〜ヨコハマのある街中〜

ヨコハマの晴れ晴れとした空の下で白い髪の少年ー中島敦は泉鏡花と共に犬探しの依頼に繰り出していた。

「犬、なかなか見つからないね…」
「犬は苦手。見つからなくていい、」
「もう〜そんな事言わないで、大事な任務なんだから。」
「むー。」
「ほら。これが終わったらクレープ買いに行こう?」
「…行く。」

犬嫌いの鏡花をなだめ、中華街の入口の傍を通りかかった時、

ワン!!ワン!!«わぁ!!?»

人混みの向こうから犬の声が響き渡った。

「…ん?あれ!!?鏡花ちゃん!!あの犬じゃない!!?」

人混みの中で長身の男性に向かって吠えかかっている犬…まさに敦達が探していた犬だった。

「すみません!!その犬探してたんです!!」

人混みをかき分け、2人がその場に駆け寄り、犬を捕まえる。
そしてその場で腰を抜かした男性に「大丈夫ですかー。」そう声をかけようとした時だった。

「…っ!」

敦と鏡花は驚愕した。

「…太宰…さん?」

そこには自分を救ってくれた恩人であり、上司の…太宰治の姿があった。
だが、いつもと違うのは全身が黒ずくめ、右目が包帯で巻かれている事だった。

…違う…?この人は太宰さんではない…?

敦の頭の中は疑問と混乱で満ちている。

その時、太宰さん?が思い切り立ち上がり、敦の肩を掴んだ。

「治を知っているのかい?!」

「…はい…治?太宰さんを知っているんですか?」

声までもそっくりで、戸惑いながら返事を返す。

「貴方は誰…?」

鏡花が警戒しながら問うた。

「嗚呼…いきなり済まないね。私はその太宰の兄、太宰Aだ。いきなりで悪いのだけれど…太宰の所へ案内してくれるかい?」

〜続く〜




やっと更新できた…お待たせしてしまって本当にごめんなさい!!(待ってねぇよ。)
はぁ…コメントでとても癒されます!!太宰さん受け良いですよね!!(腐の事しか語ることねぇのか。)

お気に入り登録ありがとうございます!!泣

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りったん - 太宰さん受け…とても、美味しいですよね!!私的には、太宰さんが襲い受けしてくれるのが、すこすこのすこです!地雷だったらすいません! (2020年5月21日 12時) (レス) id: e4f943b6eb (このIDを非表示/違反報告)
夜霧 - おいおい、、、太宰が受けとかふふふ (2018年11月28日 2時) (レス) id: 76f5732196 (このIDを非表示/違反報告)
ツヴァイン - 更新待ってます。太宰さん受けとか、、、はなぢが。 (2018年10月26日 18時) (レス) id: 21ac21fda6 (このIDを非表示/違反報告)
鬼雅吉 - すこ、とてもすこ……太宰さん受けすごく美味しい (2018年10月8日 13時) (レス) id: a7e7b20ed0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 蘭華さん» 応援ありがとうございます!中々更新できずすみません!太宰さん受け同士がここにも・・・!本当にありがとうございます! (2018年9月28日 13時) (レス) id: b4a6c9ec5e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年6月13日 21時

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