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ーAsideー
「［極秘映像にお付き合いいただいたが、何かお気づきではないだろうか。殺せんせ？］」
映像の中で三村がタコ先生に問いかける。
「にゅ…、水が！？」
タコ先生の足部分の触手は海水を吸って見事にふやけていた。
そう。私たちは満潮を利用してタコ先生に気づかれないようチャペル内に水を流し込むことに成功したのだ。
「っは。誰かが小屋の支柱短くでもしたんだろ」
「船に酔って、恥ずかしい思いして海水吸って。…だいぶ動きが鈍ってきてるねぇ」
みんなは一丁の銃を。私は触手二本分破壊しないといけないため、あらかじめ渚に借りておいた銃を取り出し二丁構える。
「さぁ本番だ」
『約束ですよ。避けないでくださいね』
「［作戦、開始］」
ポケットの中で律が言い放つ。数秒後に磯貝が開始の合図を出す。
みんなほぼ同時に引き金を引いた。破壊される9本の触手。心の準備はできていたはずだがいざ9本失ってみるとまずいと感じたようだ。タコ先生は焦っていた。
「［5秒経過］」
チャペルの外で水上ボード班がエンジンをかけ発進する。水上ボードにはロープが付いており、そのロープはチャペルに繋がっている。水上ボードは合計4船。つまり四方からチャペルを引っ張ることになる。するとチャペルはどうなるか、想像がつくはずだ。
チャペルが破壊されたのと同時に私たちは再び移動をする。
続いて出動するのはフライボード班。合計13人。この人数でタコ先生を囲み水圧の檻で逃げ道を塞ぐ。
「［53秒経過］」
ここで私たちの出番だ。学年一位班＋律でタコ先生を囲み律の合図で一斉射撃を始める。
「殺せんせーは当たる攻撃に敏感だ！」
「だからあえてせんせーを狙わない！」
「弾幕を張り逃げ道を塞ぐ！！」
「か〜ら〜の〜！」
トドメの2人。E組きってのスナイパーの腕を持つ千葉、凛香ペア。
陸の上のは2人の匂いが染み込んだダミー。チャペル内で陸上を警戒させておき、フィールドを水の檻に変えることで全く別の狙撃点を作り出す。
そして、
「［ゲームオーバーです！］」
凄まじい光、爆発音。私は爆風で起きた高波に揉まれて数メートル飛ばされた。鼻に思いっきり海水が入る。風圧で私は海の少し深いところまで沈められてしまった。
やばい、泳げないわけではないけど、むしろ泳ぐの得意だけど、これは流石に…
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eye(プロフ) - 名倉さん» ありがとうございます！夢主ちゃんの複雑な感情が伝わってよかったです。更新頑張ります！ (2019年5月25日 0時) (
レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
名倉 - part7おめでたうです！ 真相が明らかになっていく...！ 夢主ちゃんの感情がひしひしと...こう、ひしひしと伝わってきて、すごいなぁと思います。eyeさんのペースで更新頑張ってください！ (2019年5月24日 22時) (レス) id: c1e6d1df23 (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - よつぎさん» ありがとうございます！なかなか物語が進まず申し訳ないです…！完結目指して頑張ります！！ (2019年5月20日 1時) (レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
よつぎ(プロフ) - いつも、楽しみに読ませてもらってます！Part7でも、更新頑張って下さい！応援しています！ (2019年5月20日 0時) (レス) id: 1767016ec7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eye | 作成日時：2019年5月19日 22時
