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ーAsideー
タコ先生お得意の分身で今日も効率よく授業が進められる。
苦手教科のハチマキを巻いたタコ先生。寺坂は相変わらずナルトだった。
「東雲さん、東雲さん！」
『はい』
「今の説明聞いていましたか！？」
『そんなことより殺せんせー。今日は天気がいいですね』
「今日の天気がいいことくらい分かっています！集中してください！」
『こんなに天気のいい日は外に散歩にでも』
「行きません！！」
『…けち』
「にゅ、そういえば東雲さんにはまだ
あれ？
「実は今回の期末テストは総合点の他にも各教科一位をとった者に触手を一本破壊する権利を与えることにしたんです」
『へぇ。そりゃまたご苦労さんです』
「にゅや！？この提案に乗る気はないんですか！？」
『……先生は』
死にたいんですか？
「にゅ？」
『やっぱりなんでもないです。授業でもお説教でも続けてください』
空っぽの頭の情報と知識が次々詰め込まれていく。
「東雲さん。顔色が悪いように見えますが」
『平気です』
真夏に全く感じない暑さは想像以上に気味が悪い。汗も流れず喉も乾かない。水分を取っても尿意がやってくるだけだ。
過酷な状態でなんとか全ての授業を乗り越えた。
「今日の授業はここまでです。明日のテストに備え、適度な睡眠はとるように」
清掃を終え帰ろうとしている時磯貝に声をかけられる。
「東雲、今日放課後空いてるか？」
『うん。特に用事はないけど』
「よかった。これから本校舎の図書室で勉強会するんだけど東雲もどうかなって」
『いいの？』
「もちろん！渚たちもいるんだ」
『渚？ってことはカエデ達も？』
「ああ。中村もいる」
『業は？』
「業？あいつは本校舎嫌いだから誘わなかったけど」
『そうなんだ』
「あ、ここでみんなのこと待っててくれるか？俺ちょっと用事があって。すぐ来る」
『わかった』
図書室ってどんな感じなんだろう。行ったことないから少し緊張する。
金木さんあたり通いつめてそう。雛実も人間だったら毎日行ってるんだろうな。
「あれ？磯貝は？」
『莉桜』
「ん？どうした？」
『図書室だよね。私も誘われたんだ』
「磯貝に？」
『うん。ここで待っててって』
「ふーん。分かった」
莉桜はどこかにやけていた。理由はあえて聞かない。
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eye(プロフ) - 名倉さん» ありがとうございます！夢主ちゃんの複雑な感情が伝わってよかったです。更新頑張ります！ (2019年5月25日 0時) (
レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
名倉 - part7おめでたうです！ 真相が明らかになっていく...！ 夢主ちゃんの感情がひしひしと...こう、ひしひしと伝わってきて、すごいなぁと思います。eyeさんのペースで更新頑張ってください！ (2019年5月24日 22時) (レス) id: c1e6d1df23 (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - よつぎさん» ありがとうございます！なかなか物語が進まず申し訳ないです…！完結目指して頑張ります！！ (2019年5月20日 1時) (レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
よつぎ(プロフ) - いつも、楽しみに読ませてもらってます！Part7でも、更新頑張って下さい！応援しています！ (2019年5月20日 0時) (レス) id: 1767016ec7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eye | 作成日時：2019年5月19日 22時
