【ｄ！】どうやら、軍人らしい。【sha】【完結】 (ページ15)

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１４話ページ15

『すいませーん。珈琲２つ』

「畏まりました」

sha「珈琲あんま飲まないんやけど…………」

『飲めよ。人様が奢ってくれるんだぜ？』

sha「ハイハイ分かりましたよ、ハイハイ」

『うざ』

なんだお前は。
子供の世話を適当にする親か！！
ハイは一回でいいんだよ！

？「あれ、Aじゃん」

後ろから聞き慣れた声が掛けられる。
この声は…………

『ん？あれ、らっだぁじゃん』

rb「やほ〜」

赤いマフラーを付けた男が手をヒラヒラと振る。
暑いのにマフラー外さないんだな…………

sha「！？……………」

rb「ん〜？お隣さんは〜？もしかしてカレシ!?!?」

『なわけないわ。シャオロン、自己紹介したれ』

sha「……………シャオロンで、す………」

rb「へー…………俺、猿山(さるやま)らだ男(お)ですっ☆彡まぁ、らっだぁって呼んでね〜」

相変わらずテンション高いな、コイツ。
そんな事を呑気に考えていた。
てかさ、

『なんでいるの？』

rb「えー？あのねー、いつメンで来たんだけど、どっか行っちゃってさ〜で、カフェあるじゃん！って思ってきた」

『ほう。メンバーを放置されたと』

rb「なんでそうなるんだよ」

いやだって、どっか行っちゃったって絶対、らっだぁ迷子だよね？？？
それで、勝手にカフェに来たと…………
カスやん←

rb「座っていい？」

『いいよ』

rb「ありがと！」

そういって、私の向かいにある席に座る。
はっ。

『座ったな？奢れよな』

rb「ハメられた!?!?う〜………わかった…………」

『っし。』

はい、らっだぁはざこざーこ！
いやコイツがいけないんだ。
ブラック企業でありながら、コイツはホワイトなんだから。

『ホワイト企業の罪は重いゾ』

rb「お前、疲れてるんだなぁ…………」

『は？』

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

猿山らだ男(25)

Aとは違い、ホワイト企業に務めている。
「なんでお前はブラックじゃねぇんだよ！」と、Aの嘆きに対し、「Aは会社選びが駄目なんだよ」と、返すほどAとは仲が良い。

シャオロンと面識あり…………………？