【ｄ！】どうやら、軍人らしい。【sha】【完結】 (ページ13)

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１２話ページ13

『シャオちゃん。静かにしてて』

私はシャオロンに向かってそういう。
人が多い＋大声
＝迷惑だから。
まぁ、人に迷惑を掛けたくない私の本能がそう言っている。

sha「黙っとるけど…………なんでシャオちゃんって呼ぶん？」

『可愛いじゃん。しかも君の容姿、女のコ』

sha「………………忘れとったわ。てか、此処何ていうん？」

『正確にはらら○ーとだけど、ショッピングモールだね〜』

sha「しょっ、ショッピ…………？」

シャオロンは困惑した表情を見せる。
んー………？
仲間にショッピっていう名前の奴でもいるのか？

『あー………多分君、仲間だと勘違いされてますけど、違いますねぇ。買い物する場所よ』

sha「はえー…………」

『じゃあ行くよ、シャオちゃん』

私はシャオロンの手を取った。
そして、シャオロンは増々困惑した。

sha「は………？えぁ？なんで手、繋いで…………」

うん…………
なんでそんなことしてるんだろう、自分。
多分、迷子防止だよね！ウン！！！

『シャオちゃん、迷子になっちゃうでしょ〜？だから手、繋いどこ？』

sha「……………」(困惑)

そういってまず、私のお気に入りの服屋に向かった。
シャオロンは黙ってついてきてくれました、草。

「いらっしゃいませー」

『シャオちゃん。どんな服欲しい？』

sha「…………俺、男…………」

『男服がいい？』

sha「勿論や…………馬鹿かお前は…………」

顔を真っ赤にして、小声でそういう。
でも、私は男服きてもいいけどね(大体そうじゃない？女子は)
まぁ、店員さんに言いますか……

『すみません』

「はい？」

『あの、男服ってあります？』

「えっあ………少ないですが…………此方です」

店員さんは男服が売っている場所に案内してくれた。
なんか店員さん、戸惑ってけど…………
あ、外観私達、女だから！成程!!

「(女の人達が男服を…………？)」

(当たってた)