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な、何で快斗君が…？
あと、バイク乗れたンだ。持ってたンだ。初めて知ったよ。
後ろを振り返った時、ヘルメットを深く被った快斗君と目が合った気がした。
何で……真逆、追い掛けて来て呉れた、の？
何故か嬉しいと言う感情が芽生えたのを不思議に感じていると、横からひょこりとエリスお姉ちゃんと森さんが顔を出した。
「A、知り合い？」
「あ、えと、はい…。幼馴染、でして…」
「ふむ…。若しかして彼、Aちゃんが誘拐されたと思っているンじゃないかな？ほら、私が急に車に引き摺り込ンじゃった訳だし」
「え…ああ！そう云えばそうでした…」
すっかり忘れていたけれど、慥かに私、急に森さんに車の中に引っ張られたンだった。
否、本当に怖かったンですからね！？私何も悪い事してないし、何処かのお偉いさんの娘とかでもないし、凄く焦ったンですからね！？
…あれ、でも快斗君て、登下校は徒歩だったよね？今日も。
一度帰ってバイクで追い掛けて来るには、時間が掛かるンじゃないかな…？
と、そんな私の疑問も読めたのか、森さんが簡単に説明して呉れた。
「恐らくGPS付きの発信機…だろうね」
「え」
「あァ…成る程、其れで」
「え、え？は、発信機？GPS？」
ど、如何してそんなものを快斗君持ち歩いてるの！？
そんなのドラマとか映画とかでしか見た事ないけど、本当に其れを使って追い掛けて来たンだとすれば、色々納得出来るけど…。
何故快斗君がそんなもの持ってるのかが不思議で仕方ありません！！
混乱して又後ろを振り返るが、其処に居た筈の快斗君は姿消していた。
今の一瞬で何処に行ったのだろう。
そう考えた時、中也さんが急ブレーキを掛けたのか、其の衝撃でガクンッと車内が揺れた。
突然の事で躰がグラついたが、隣にいたエリスお姉ちゃんと森さんが支えて呉れたお陰で、なんとか前の座席に打つからずに済んだ。
い、いい一体何が…！？
驚きで固まっていると、運転手の中也さんの少し大きな舌打ちが訊こえた。
「チッ、先回りされたか…」
「え？先回りて……あ！」
何の事だろうと前を見ると、先程消えた筈の快斗君が其処に待ち構えていた。
突然飛び出て来たせいで、中也さんは急ブレーキを踏んだのだろう。
そんな快斗君の判断力と行動力を見た森さんが「へぇ…」となんだか少し悪そうな笑みを浮かべた。
そして、今度は快斗君としっかり目が合う。
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9Sに殺されたいロリコン - あ…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………キモくてすんません (2019年8月31日 20時) (
レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - すみません……この子が可愛すぎて悶てるわぁっ！！あぁっ！！喰いたい。（真顔）安室さんの女スカ？ (2019年8月31日 20時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - リリンゴさん» 本当ですか！？有難うございます！続編を作ってる最中なので、是非出来たら其方も読んで頂けると嬉しいです！ (2019年7月16日 23時) (レス) id: f3e12664ea (このIDを非表示/違反報告)
リリンゴ - おもしろいです！最高ですね！ (2019年7月13日 18時) (レス) id: 547ee901cf (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - 綾乃さん» 綾乃さん！いいお名前…！有難うございます！頑張らさせて頂きます！ (2019年7月7日 20時) (レス) id: f3e12664ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヒア | 作成日時：2019年4月16日 1時
