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まさかの再会 ページ7

「警視庁の佐竹 大貴(さたけ だいき)と申します。これからこの学校に残っていた、あなた方の話を聞かせていただきます」


佐竹警部はいかにも警察官というような厳格な風貌をしていました。年齢は40代後半から50代くらいでしょうか。


「失礼します」


ノックもせず、いきなり若い男性が部屋に入ってきました。


「遅いぞ!」

「す、すみません……」


男性は申し訳なさそうにして、私たちに自己紹介を始めます。


「同じく警視庁の鴨川 竜輝(かもがわ りゅうき)です」


それは、私にとって聞き覚えのある名前でした。私はハッとして言います。


「リューキお兄ちゃん!?」

「へ? ……もしかして櫻ちゃん!?」

「はい! お久しぶりです、リューキお兄ちゃん!」


やっぱりそうでした!

鴨川 竜輝、私のいとこです。

最近は仕事が忙しくて、家族の集まりにもなかなか来てくれませんでしたが……。まさか警視庁に勤めていたなんて驚きです!

リューキお兄ちゃんは笑顔で私に話しかけました。


「いやー久しぶりだね、櫻ちゃん。入学した高校がまさかこの――――」

「久しぶりの再会の話の続きは後にしてくれるか」


しかしその言葉を佐竹警部が遮り、さらに続けます。


「それより第一発見者から話を聞きたいんだが」


周りの人たちは皆、黙り込んでいました。なので、私が言いました。


「私が行ったときには、そこにいる凜さんとしのぶさんがいました」


私が二人を指し示すと、佐竹警部や他の人たちの視線が二人に集まります。


「あー、自分は井上さんの悲鳴を聞いて駆け付けたんで……」


凜さんは明後日の方向を見て答えました。急に視線が集まったので緊張しているようです。
佐竹警部はその言葉を受けて言います。


「では、井上さん、隣の部屋で話を――――」

「そのことでお願いがあるんですけど」


凜さんが佐竹警部の言葉を遮りました。

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山椒(プロフ) - 葛 黎さん» おお…そうなんですか!参考にさせていただきます!ありがとうございました! (2016年7月19日 18時) (レス) id: 20a58c95d6 (このIDを非表示/違反報告)
葛 黎(プロフ) - 山椒さん» あと、発想の逆転をいつも心がけています! (2016年7月16日 11時) (レス) id: 8329f6f9a5 (このIDを非表示/違反報告)
葛 黎(プロフ) - 山椒さん» コツですか…例えば理科の実験で不思議だなと思った性質や日用品をいろんな角度で見てみたりすると結構思いつきます! (2016年7月16日 11時) (レス) id: 8329f6f9a5 (このIDを非表示/違反報告)
山椒(プロフ) - 乱入失礼します!推理ものが書けるなんてすごいです!トリック考えるの難しいのに…コツなどあれば教えていただけませんか? (2016年7月15日 20時) (レス) id: 20a58c95d6 (このIDを非表示/違反報告)
葛 黎(プロフ) - 月夜の黒猫さん» それでいいんだよ〜 (2016年6月5日 8時) (レス) id: 8329f6f9a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葛 黎 | 作成日時:2016年3月21日 16時

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