9人を照らし続ける太陽 Ⅲ (ページ40)

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第一幕も無事終わり、第二幕も順調に進んで行っている

関係者席に座らせてもらい観劇しているけど、本当に9人が座長になったんだと身に染みる思いで

『すごいな…』

何度も小さい声が漏れた

最後の挨拶の時にひかるくんが私の方を向いてその瞬間視界が白く光った

『えっ、、！？』

岩「今回は一緒には舞台に立っていませんが彼女も僕らSnowManの仲間です。滝沢歌舞伎ZEROは滝沢くんから引き継ぎこれからSnowMan 10人でまた新たなる伝説を伝統を引き継いでいきますので、これからもSnowManの応援をよろしくお願い致します。」

彼がそう言って全員がお辞儀するものだから私も慌てて舞台に向かって一礼して観客の皆様に向けて一礼をした

岩「…A、おいで。」

『っ、』

そう言われ少し足が震えて動けなくなる

『…え、と、』

深「ほら、行くよ」

気がつくと私の目の前にいたふっか

戸惑う私を他所に手を引いて舞台上へと引き上げる

『…いいの？』

岩「うん、いいから。滝沢くんにも許可取ってるから…一言言いな」

マイクに拾われることの無い小さな声で私にそういい微笑むひかるくん

ねぇ、何でそこまでしてくれるの？

観客席の方へ顔を上げる

『…SnowManの春咲Aです。今回の滝沢歌舞伎には残念ながら出演の方は出来ませんでしたが、裏方として彼らを支えてこれたことに関してはとても誇りに思っています、舞台で同じ演技が出来なくとも彼らを精神面から支えられていたのではないかと思うと私も少しはSnowManとして座長として役目を果たせたのではないかなと思っています。

SnowMan、色々ありました怪我もありました3人を迎え入れての初の滝沢歌舞伎、出演する彼らの方が一番不安に思っていたかもしれません、ですが今日見ていただいたものは彼ら9人…そして、ジャニーズJrの子達と作り上げた最高傑作です。滝沢くんから引き継いだ歴史あるこの舞台を途絶えさせることなく私達SnowManが世界にまで持っていきます。

長くなりましたが、SnowManをこれからもよろしくお願いします。』

そう言い深くお辞儀をすれば想像を超える拍手の音

岩「…本日は」

全「『「「誠にありがとうございました」」』」

滝沢歌舞伎ZEROは無事に誰も欠けることも無く幕を下ろした

岩「はる、ありがとう」

ただ、楽屋に帰るなり彼ら9人にお礼されたのは少し小っ恥ずかしかった

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