9人を照らし続ける太陽 Ⅲ (ページ37)

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ラ「…怖いね」

『何が？』

料理が手元に届き食べ始めていたら不意に口を開いたラウ

ラ「覚悟足りてなかったんだね僕…批判も受け入れようと思ってたけど…こんなに酷いとは思わなかった」

『…』

ラ「7人がいい、センターだれ？、ラウールって子認めないとか想像を超える量でさ…エゴサをしてなくても届いちゃうんだもん……舞台に立つの怖いよ」

『…ラウ、すごく軽く聞こえるかもしれないけど大丈夫だから。絶対大丈夫だよ。』

ラ「はるちゃん…」

『昔の自分語りになっちゃうけどさ、私が加入した時は少し歓迎してくれる人はいた、それは小さい頃からあの6人といたのを知ってる人。でも批判の数がそれを超えてた』

冷たいカフェオレの飲みコトンッと置いてまた話しを続ける

『それでも7人であの人達と活動できるのが嬉しかったから我慢して前向いたの、何があっても負けないって思ってひたすら、ガムシャラに動いてた…そしたらねいつの間にか批判の声は少なくなってたの』

ラ「…」

『今でも批判の声は絶えず届く時はある、でも今は私を受け入れてくれる人が多いから余計頑張れる』

ラ「はるちゃん、」

『ラウも今は辛いかもしれない物凄く、でもそれに負けちゃダメなんだよ、前向いて見返すつもりで一緒に頑張ろ？』

ラ「うん、ありがとう…」

冷めちゃうから早く食べよっか

そう言うと笑顔でご飯を頬張るラウ

貴方には笑顔が似合うよ

『…何かあったら相談乗るからね？』

ラ「ありがとうAちゃん」

突然呼ばれた名前に驚きながら

『二人で頑張ってあの8人びっくりさせようね』

そう言うと満面の笑みをうかべた

必ず貴方の笑顔は守るから

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