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今日は初めての雑誌でピン撮影
『お願いします〜!』
顔ぶれも初めての人だらけ
お相手方と打ち合わせの時から感じていた違和感
それは嫌なものとして数時間後に分かる
『…、はい。』
カ「カメラ目線ね〜、」
カシャッ、ピーッ
無機質な音が鳴り響くスタジオに
カ「じゃあ、もう少し上脱げるかな?」
『えっ、打ち合わせじゃここまでって、』
カ「はぁ…、君さ男に体売ってるならそのくらい簡単でしょ?」
『いや、でもっ、!』
不機嫌そうなカメラマンとその向こうにいるお偉いさん達
『…、分かりました…』
大人っぽい衣装だからまだイメージには合うけど、
白シャツをこれでもかとはだけさせて、衣装として着用としていた下着が露になる
『…』
カ「いいねぇ〜、」
ここまではギリギリ我慢できた、ただ
カ「じゃあ、そのままシャツ。脱ごっか」
この言葉だけは無理だった
『…それは、お話と違うので無理です。私はこの衣装のモデルとしてお仕事を受けました。…下着の仕事は受けていません。』
震える手を隠しながらそう伝えればニヤリ、と不気味に口角を上げて私を見下すスタッフ達
気がついて見渡せばここのスタジオには女性スタッフが居なくなっていて
『…や、だ…、』
これから起こることを最悪な事態で想像してしまって
『樹、たすけて…、』
私は恐怖で彼の名前を呼んでいつの間にか意識を飛ばした
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次話から過激な表現等でてきますのでご注意ください
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年9月23日 21時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杠 | 作成日時:2020年9月22日 22時