末っ子のもう一人ご存じですか？？ (ページ25)

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黒の訪問ページ25

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一人寂しくお昼ご飯を食べてた時にピンポーン、と普段ならないインターホンが部屋に鳴り響きモニターを除くとまぁ個性的な服装をした一人の男

はいはいどーぞーと中に通して玄関の鍵を開ければ数分後には次は玄関のドアが開きお邪魔しまーすとの彼の声

『北斗が来るの珍しいね』

松「そろそろ一人は寂しいかなって」

リビングに来るなりこれあげる、とコンビニ袋を机の上にトン、と置いた

『寂しくないよ～、最近アニメ見てるし』

松「嘘つき。寂しいって顔してんじゃん」

『んー、北斗にはバレるか？』

松「伊達にストーカーしてないから(笑)」

自慢げに言うな、と笑いながら彼が持ってきた袋を漁りとあるものを取り出す

松「みやこういう時さこれ食べたくなるかなって思って、」

とふにゃふにゃと笑う彼はほんとにストーカー、、、、というか私の事をわかりきっている

『ハーゲンダッツにケーキにプリンねぇ？(笑)』

松「ふふ、」

『ありがと、北斗』

松「どーいたしまして、飲み物しまっとくね？」

そう言って冷蔵庫に慣れたように飲み物を収納する北斗

『ほくと～～～』

松「なーに？」

『来てくれてありがとね』

ソファの背もたれに顎を置いてキッチンの方にいた彼にそう言うと何も言わず隣にポスっ、と座りそっと私を抱きしめてから

松「生きててくれてありがとう」

なんて、

『…ばか』

北斗達残してなんか死ねないよ、そう呟くとじゃあ一生死ねないねなんてわんこみたいに笑う北斗

『それで？ホントの用件は何？(笑)』

北斗の体を引き剥がして聞けばバツの悪そうに顔を歪める

まぁ、身構える程でも無かったんだけど

松「他のジュニア達にみやの活動休止理由が変に噂されてて…」

『…言いたいやつには言わせときゃいいよ、私は目の前の事としっかり向き合わなきゃだし……まぁ、私の事悪く言うやつ見つけてカッとなって手が出なきゃいいよ。』

そう笑っていうとみやらしいっちゃみやらしいね、なんてさ…北斗

北斗、私はほんとに大丈夫だから……ね、

『北斗、そろそろ帰れ』

松「やだ！あと一泊！」

『そう言ってもう一週間だろお前』

松「もっとみやといるの！」

『ガキか』

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