紅の瞬身使い (ページ34)

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episode34 ページ34

Aside

私は、イルカさんが出て暫く経った頃にやって来た。

『三代目、失礼します！』

ﾋﾙｾﾞﾝ「おぉ、Aか。丁度よい。此方へ。」

手招きされ近くまでいくと、水晶の中にナルトとイルカさんが。

『…イルカさんなら安心です。』

ﾋﾙｾﾞﾝ「“火の意志”は覚えているか？」

『…パパとママが亡くなった日に聞かせてくれましたよね？…もちろん、忘れてません！』

ﾋﾙｾﾞﾝ「イルカはその話をしたらしい。」

『それに、パパもその話をしてました…懐かしいな。』

ﾋﾙｾﾞﾝ「そうだ。報告か何かあるのではないか？」

『そうだった！はい、残党と不審物は無いものと思われます！…捕まえた者達の処分は如何しますか？』

ﾋﾙｾﾞﾝ「うむ、暗部に任せるとしよう。…下がってよいぞ。」

『ありがとうございます。…失礼します！』

部屋から出ると一安心。
…イルカさん、ナルトをお願いします。

そんな事を心で思いながら廊下を歩いた。