SixTONES の 姫 2

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19年振りとなるジャニーズjr単独東京ドーム公演が幕を開けようとしていた。


白石も合流し、7人が揃う。



樹｢A、 ｣(手を引いて抱き締める)

慎｢大丈夫よ〜｣ (背中をポンポンと優しく叩く)

大｢大丈夫｣(背中をさする)

優｢いつも通りな｣ (頭ポンポン)

ジェ｢A〜！｣ (ハグ)

北｢ ・・・｣ (頬を両手で添えて口角を上げる)










ジェ ｢僕達から皆さんに伝えることがあります｣





躊躇いがちに突き上げた拳




これまでは ライバルや後輩たちのデビューを見送る側だった

ようやく回ってきた自分たちの順番






無言で着替える7人。

そこにjrの仲間が祝福にやってきた。



海｢ 、、 A｣ (抱き締める頭をポンポンする)


｢ｯ、、、、｣





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去年末にはCDデビューに先駆けMusicVideoを公開。

XJAPANのYOSHIKIが作詞作曲を手がけた。


7人それぞれが違うステージに登りつつあることを実感していた。



輝きを増す7つの原石。





10月年明けのデビューを控えた全国ツアーが始まった。




慎｢こーち、お前なんだその量は(笑)｣

樹｢ダイエットしてんの？｣

優｢Aの方がすくねぇーだろ(笑)｣

慎｢Aは朝だから｣

樹｢Aにして食べてるほーだろ｣

優｢お前らAに甘すぎんだよ(笑)｣





慎｢A〜俺が相手役してやろっか？｣

ジェ｢えええ！やろーぜやろーぜ！おれ牛役やるわ！｣

｢(笑)｣

樹｢牛役とかぜってぇいらねー(笑)｣

ジェ｢いるよ！出てんじゃん！！｣




全国ツアー中、白石は朝ドラ、さらに映画の撮影が重なっていた。

ライブの直前も台本覚えに追われていた。




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｢何度も何度もデビューを逃してきて、もう無いだろうなって｣


｢辞めた方が自分のため、みんなのためになるとも考えた｣


｢めっちゃ辛かったよ。前向きなことを考えられなかったから。｣


｢自分より実力があるJrなんて大勢いる。自分なんかがなんかと｣


｢俺は、SixTONESに必要なのか｣


｢正直今も戸惑ってるし、毎日不安になるけど
｣


｢こんなにバカな7人のために着いてきてくれてありがとう｣





2020年1月22日 SixTONES デビュー

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