【WBC強化試合】 ページ27
三月七日。京セラドームにて侍ジャパンとの強化試合が行われた。山本、宮城、宇田川は侍ジャパンの選手として選ばれ、予備登録として颯一郎も選ばれた。
小木田「なんか俺だけ取り残された感……」
「そんな事ないよ小木ちゃん……私がいるから大丈夫」
小木田「頼もしすぎる。てか逆に考えれば俺がAを独り占めできるチャンス＿＿」
「そういえば正尚さんいるよね、会いたいなぁ…」
小木田「めちゃスルーするじゃん」
どっちが勝っても嬉しい試合だ。オリックス側も今回の試合を糧に出来る上自信もつく。どこか気分が上がったAはルンルンとした足取りで歩いて行った。
「うわぁ……いつものドームなのに雰囲気が違う……」
職員「Aも気になる？」
「わっ……ビックリした……」
職員「ごめんごめん。今ならお客さんも入場してないし、ちょっと撮影してもいいって許可出てるらしいよ」
「そうなんですか？でも私はやめときます…」
職員「まじ？こんなチャンスないじゃん。吉田選手に会いたがってたでしょ」
踵を返そうとしていたAの足が止まる。吉田の名前を出されてはそう簡単には帰れない。一目見るだけでも充分だったが、言葉に甘えて少し顔を出そうと考える。
選手たちの邪魔にならないよう、二人はそっと球場へと足を踏み入れた。楽しそうに会話をする山本たちの姿を見てホッと安心し、壁の方を歩く。
職員「お、吉田選手いた！」
「どこですか……！あ、ほんとだ！正尚さん……今日も歯が輝いてる…」
職員「お前だけだよ独特な褒め方するの」
久々に見る吉田の姿にAの目は輝く。熱い視線を感じた吉田は振り返ると、Aを見るなり笑顔で手を振った。吉田と雑談していたオリックスの面子たちも途端に犬のような表情になる。
山本が手を招いていたが流石にあの空間には行けない。首を横に張って拒否すれば、ムスッとした表情になったもののすぐに笑顔に変わった。
職員「行けばいいじゃんあっち」
「無理です私に死ねって言うんですか」
職員「そんな大袈裟な」
「正尚さんも崇めたので、私はこの辺で」
職員「そう？なら俺が撮影しに行こ」
今度こそ裏へ戻ろうとするAは、凍てつくような視線を感じ動きを止めた。恐る恐る振り返れば、首を少し傾けた状態で大谷がじっとAを見つめていた。
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Rey - 坂本勇人選手を出してほしいです!! (12月30日 22時) (
レス) id: 3fec1b3175 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - はじめまして、四季と言います。最高です。これから応援してます!! (12月6日 0時) (レス) @page24 id: 0b6716a94a (このIDを非表示/違反報告)
大阪谷 - めちゃおもろいです！ (12月1日 20時) (レス) @page16 id: 382b1b8271 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - お話好きなので消すのだけはどうか勘弁してください、、、、🥹 (12月1日 2時) (レス) @page15 id: d065f594fe (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - 小木田世代の話好きです🥹🫶🏼🩷 (12月1日 0時) (レス) @page15 id: dfc3189701 (このIDを非表示/違反報告)
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