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二話 ページ4

貴「はー。もう、リビングの前か」

このドアを開ければ、私は今日もいじめられる。
でも、開けないと。明日強い暴力の雨が降る。

ガチャ

貴「…おはようございます。」

無機質で、無感情な言葉が出てくる。
私はあいにくの真顔だ。

まふ「なんで、来たんですか!?裏切り者!」
坂田「っち。なんで入ってきたんだよ。」

来ないと、明日もっと痛い目にあうから

グル「よく来たな。裏切り者。今日もやるからな。」
トン「殺されてないだけマシだぞ。」

貴「…はい。分かりました。」
鬱先「そんなこと言ってもいいんだ。」

そう言われて殴られる。最近はあざが増えた
骨も折れる時もあったが、痛みが無くなった。

貴「…すいませんでした。」

それでも、私は、真顔を保っている。
保っているではないか、感情を捨ててしまった。
だから、感情をなくした。

貴「今日は、外に出て行きます。」
まふ「そのまま出て行ってください!」
そら「早くでていけよ。」

貴「分かりました。ですがこの花だけでも」

私は、この花を贈った。
だが、すぐにゴミ箱に捨てられた。

貴「…カンパニュラの花。では、少し出て行きますね」

カンパニュラの花を贈って、私は、
玄関のドアを開けて、公園に向かった。


公園にて
貴「はー。」
ため息をついた。
流石に感情が無いって言っても嫌なことはあるものだ。

ひと「ご、ごめんなさい。Aさん。」
貴「?え?どうしたんですか?」

急に、ひとらんらんさんが、謝ってきて
ひさびさに驚いた。

ひと「あの花、花言葉が分かった。ごめんなさい」

やっぱり、農耕に詳しい人は、だいたいのことでわかる。すごいなと思う。
でも、その目には復讐心があった。

貴「…ありがとう。謝ってくれて、でも構わないで。私はこれからも償わないといけないから」
ひと「え?それって、」

本当は、こんなことを言いたくなかった。
でも、言って感情を無くさないと。


私は、前世を思い出させてしまうから





私の過ちも。
–––––––
カンパニュラの花…後悔。

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優羽ーユウハー(プロフ) - あ、曲のですか?…確かに。パクってませんよ。好きですけど、ベンゼンシリーズ。前、日課みたいに書いてましたしね。 (2018年10月14日 20時) (レス) id: f2bf57e71e (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - アンチクロロベンゼンみたいだなこれ (2018年10月14日 10時) (レス) id: f0adf48f80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優羽ーユウハー | 作成日時:2018年8月11日 15時

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