No.6 阿部side ページ7
阿部side
体温計を急いで取りにいって、測った体温はかなり高くて。
なのに、病院には行かない、更にはもう帰るとまで言い出しただてさん。
深澤「わっ、ちょっと、ほら、急に起きるから」
案の定、ふらっと傾いてしまって慌ててふっかが支える。
「やっぱり病院いこ？」
それでも首を横に振るだてさん。そこで誰かの携帯が鳴った。
宮舘「っ…ごめんちょっと出るね」
携帯はだてさんので、わざわざ部屋を出ようとする。
ラウール「え、ここでもいいよ？」
そう言ったラウールに優しく微笑んで首を横に振り、フラフラしながら部屋を出ていく姿が少し怖かった。
佐久間「どうしよっか…」
渡辺「とりあえずこの後俺はあいつと帰るわ。」
「俺も行こうか。ひとりだと大変でしょ。」
渡辺「助かる。」
みんなも疲れてるし先に帰ってもらって、俺と翔太が残ってだてさんが戻るのを待つ。
でもなかなか戻ってこなくて。
おかしいねってふたりで話して部屋を出ようとした瞬間ドアがあいて、人が倒れ込んできた。だてさんだ。
渡辺「っおい！」
「翔太待って。あまり揺らさないほうがいい。だてさん聞こえる？」
宮舘「っん…」
「意識はあるね…でもやっぱり心配だから病院連れていこ」
渡辺「あ、ああ。
涼太、寝てろ。病院連れてってやるから。拒否権はないからな！」
あ、人運ぶの無理そうな二人で残ってしまったとちょっと思いつつも、なんとかタクシーに連れ込む。
病院にいくことを嫌がることももうしなくなって、意識があるかどうかもわからない。
渡辺「俺…体調悪いの気づいてた。でも来た時にさ、目合ったのに目逸らしてごまかされて、なんか、信頼されてないのかなってイラついちゃって。変な意地張らずに声かけたらよかった。」
「心配かけたくなかっただけだよ。翔太のせいじゃない。」
渡辺「…ありがと。てか、なんか、こいつ痩せたな」
「だね…」
それから病院まで、車内にはだてさんの苦しそうな寝息だけが響いた。
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Sakura(プロフ) - かなさん» 苦しい経験を思い出させてしまったらすいません…。事実と異なる点もあるかもしれませんがお許しください。彼らの絆をしっかり書かせていただきますので、よろしくお願いします！！ (2020年2月11日 23時) (
レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 胃潰瘍なったことあるけど苦しいんですよね… 舘さんとSnow Manの絆を信じ更新楽しみにしてます (2020年2月11日 15時) (レス) id: a6c0aa89b0 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - ゆ〜さん» ありがとうございます！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年2月11日 14時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2020年2月9日 19時) (レス) id: 59480d1b07 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - かなさん» ありがとうございます！更新不定期ですが、これからもよろしくお願いします！ (2020年2月9日 19時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sakura | 作成日時：2020年1月10日 20時
