No.22 宮舘side ページ23
宮舘side
昨日は結局眠れなかった。
夢は最悪。
血を流す翔太。
他のメンバーも怪我をしていた。
そしてこう言うんだ。
『お前のせいだ』『痛い』『助けて』『許さない』
阿部の名前を無意識に呼んだとき…俺はもしかしたら頼りたかったのかもしれない。
でもそれは出来なかった。
結局、阿部を寝不足にするわけにもいかないからベッドには戻ったけど、寝れなかった。
今日は事務所で打ち合わせ。
集合場所に行くと、衣装スタッフさんが来ていた。照たちが何かを話していたみたいだけど。
「明日からですよね、慣れなくてご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いします。」
衣スタ「よろしくお願いします。あ、明日の資料、先にお渡ししようと思って！軽くでいいので目を通しててください。」
「ありがとうございます。」
軽くその後も話して、みんなに合流しようとすると、なんだか暗い雰囲気。
近づくと翔太が低い声で俺に言った。その声が夢の中の翔太と似ていた。
渡辺「直接話させよう。ほら、話せよ」
「え？なんの話」
渡辺「なんで嘘ついた？最近よく会いにくるスタッフ、衣装関連の人じゃないんだろ」
阿部「ちょ、そんなきつい言い方しなくても」
そうだ…前にラウールに何を話してるのか聞かれて咄嗟に言ったんだ…
岩本「あのね、だてさん。たまたまさっき話してて。打ち合わせは明日からだし、そもそもあのチームの人みんな昨日まで日本にいなかったんだよね？」
みんなが俺を見つめた。
どうすればいい。
「…嘘ついたことはごめん。あのスタッフさんは…ごめん、本当は言っちゃいけないんだけど…ドッキリの番組の人でさ。」
深澤「ドッキリ？？」
「俺仕掛人で…結構大きめのやつだから打ち合わせが細かくて。だから言えなくてさ、ラウールもごめんね。」
我ながらよくこんな嘘が思いついたなって思う。
向井「えーそうなん？やばい、これ聞いてもうたらリアクションできるかな…」
目黒「康二君、仕掛け人でも普通にビビってたから大丈夫でしょ笑」
あ、よかった、嘘ってばれてない。
阿部「変な疑いかけてごめんね？ほら、翔太もあんな言い方したんだから謝りなよ」
翔太はジッと俺の目を見た。
岩本「翔太？」
渡辺「それは本当なんだよな？」
こういうときだけは、幼馴染みであることを厄介に感じる。
「うん。本当だよ。ごめんね。」
深澤「じゃ、オレたちは何も知らないって感じでいないとな！笑
さ、打ち合わせはじめよ！」
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Sakura(プロフ) - かなさん» 苦しい経験を思い出させてしまったらすいません…。事実と異なる点もあるかもしれませんがお許しください。彼らの絆をしっかり書かせていただきますので、よろしくお願いします！！ (2020年2月11日 23時) (
レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 胃潰瘍なったことあるけど苦しいんですよね… 舘さんとSnow Manの絆を信じ更新楽しみにしてます (2020年2月11日 15時) (レス) id: a6c0aa89b0 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - ゆ〜さん» ありがとうございます！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年2月11日 14時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2020年2月9日 19時) (レス) id: 59480d1b07 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - かなさん» ありがとうございます！更新不定期ですが、これからもよろしくお願いします！ (2020年2月9日 19時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sakura | 作成日時：2020年1月10日 20時
