「三十日」 メイトに行ってきます。 ページ31
瀬「さて…みんな呼んだけどいいのぉ？」
小「(ｺｸﾘ)」
椅子に座って小さく頷いた。
まだ涙目である。
瀬名先輩は私を睦めて溜息をついた。
そして先輩は私の頬をつまんで、
瀬「いつまでそんなにぶぅ垂れてるつもり〜？せっかくの可愛いお顔が台無しなんですけどぉ？」
小「…ふふっ瀬名先輩……いえ、セナはいっつも冗談ばかり。」
瀬「あ、やっと笑ったし、いつもどうりだ。」
それに驚いた。
だって私がセナにこんなこと言われるなんて思ってもいなかったから。
セナに頭を撫でられた。
しばらく撫でられているとガチャリと音がしてみんなが来た。
…相変わらず、レオはいない。
凛「ま〜ちゃん、大丈夫？ま〜くんが心配してたよ。」
鳴「そうよ、小町ちゃんが泣きながら学院内を走り回るものだから大事になってるのよ？」
朱「お姉さまが大変だと瀬名先輩から聞きつけましたがどうしましたか？」
ああ、暖かい。
まだ私のことを何もいっていない人がいるというだけで。
瀬「さぁて、全員そろったことだし、説明してくれる？俺も聞いてないから。」
呼吸を整えて話し始めた。
声は震えていないだろうか。
小「…はい。私はとあることがフラッシュバックして今日保健室から逃げ出しました。あることはまた説明しますが…で、逃げ出して噴水…深海先輩のところまで行きました。そこで意識が途切れて…多分そのあと深海先輩が流星隊の皆さんを集めて私を運んでくれたんだと思います。万が一何かあるといけないので彼らが良く使っているレッスン室に寝かせてもらっていました。起きたらおそらく石井さんが設置したと思われる何かがありました。そこから学院の皆さんが私のことを……否定し、惨めにけなしている音声が流れました。フラッシュバックしたというのは一日前に石井さんに聞かされた衣更君のものです。しかしKnightsの皆さんのものは何一つなかったです。
長文失礼しました、読者のみなさん((」
朱「いや、お姉さま何をおっしゃっているんですか！？読者って！？」
瀬「かさくん、目をつぶって((……それより、だいぶ大変だったねぇ」
コクリとまた同じようにうなずいた。
そこでおねぇちゃんは不思議な顔をした。
鳴「ねえ、泉ちゃん、Knightsをあみちゃんに…いいえ、石井に任せたことあった？」
瀬「ないよ、いっかいも…ね。」
私は首を傾げた。
…確かに、そんな気がする。
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暇じゃない暇人(プロフ) - スーさん» 大変長らくお待たせいたしました。このコメントを読んでいらっしゃるとは思いませんが、悪女の名前変換が可能になりました！ (2022年2月14日 21時) (
レス) id: 6b8c29da34 (このIDを非表示/違反報告)
スー(プロフ) - あの、とても面白いんですが、主人公の名前と悪女の名前変換できるようになりませんかね？悪女は友達と名前が同じで少し嫌な気分になったというか…。でも、できたらでいいですよ！ (2018年8月7日 18時) (レス) id: abfb1a2b9b (このIDを非表示/違反報告)
暇じゃない暇人(プロフ) - 龍果靈さん» わざわざコメントありがとうございます！一鶴さん、多分冒頭を呼んでいませんね。マナー違反です…あ、本当に龍果靈さんの言葉励みになります！これからもよろしくお願いします。 (2017年8月10日 13時) (レス) id: f9aa411c9b (このIDを非表示/違反報告)
龍果靈(プロフ) - メイトに釣られやってきました！（結構前に）愛読させて貰ってます〜。...前の人（Knightsの一鶴？さん）ボロっかす言いますねぇ...特になにか小説かいて人気出てる訳でもないのに...頑張って下さい！応援してますっ！ (2017年8月10日 0時) (レス) id: 11187e154c (このIDを非表示/違反報告)
暇じゃない暇人(プロフ) - 芽卯さん» ありがとうございます！王様…もっと活躍させる予定です！これからもよろしくお願いします！ (2017年7月23日 16時) (レス) id: f9aa411c9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇じゃない暇人 | 作成日時：2017年5月12日 22時
