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ちょっと昔のとある日のことです。

一人の女の子が言いました。

「動物とおしゃべりができるんだ」と。

でも、周りの人たちは全然信じてくれません。

女の子はとても悲しみました。

だけど、そんな中一人の男の子がいいました。

「僕も、人の過去が見えるんだ」と。

男の子はその場にいた人たちの過去を言い当ててみせた。

また、他の場所では、別の少女が言い出しました。

「空を飛べるのだ」と。

空を旋回した少女は、誇らしげに大人の前に着地して見せました。

周りの人たちは彼女たちを信じるようになりました。

わかった、お前たちの言い分は信じよう。

確かに“これ”は存在する。

そうだ、名前をつけてみよう。

“夢遊力”ってのはどうだ?

しかし、信じるのはいいとして、本当にあるのなら、

それは脅威ではないか?

大人たちは彼女たちに諭しました。

もし、その能力が制御できなくなったら?

暴走させてしまい、周りの大切な人たちを傷つけたら?執筆状態:連載中



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作者名:朔間文秋 | 作成日時:2022年9月15日 9時

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