D・A 尾崎紅葉の場合 其ノ二 ページ6
｢梶井ではないか！お主何をしておったのだ？｣
梶井｢姐さんよく解りましたね。僕ゴーグルしてないのに｣
｢……まぁお主の余暇の姿はよく見かけるからの｣
梶井｢ん？……そう言えばそうですね。｣
そ、そうじゃ本題じゃ。すっかり忘れておった……
早い所危機を脱さねば！！
｢ところで、異能力の詳細は掴めたか？｣
梶井｢ええ！霧に包まれると一般市民は消えて異能力者と異能力が分離する様です。そして異能力者は自分の異能力と闘い、見事打ち勝つ事が出来れば元に戻るという仕組みらしくて｣
｢成程のぅ……道理で｣
刺しても殺せぬ訳じゃ……
梶井｢……『分離』したんですか、姐さん｣
｢はぁ……そんな感じじゃ｣
梶井｢僕は緊急事態なのでアドバイスしか出来ませんが、異能力の額にある紅い宝石を砕くか四肢をバラバラにするか位しか方法は有りませんでしたよ！！ではお互い生きてたらまた会いましょー！！｣
｢お、嗚呼！！そちも達者でなー！！｣
下駄の音が闇に遠ざかる。交差点側の地下道を選んでマンホールの蓋を開けた
｢……まだ夜叉は来て居らんか。｣
｢あの……突然済みません！何か知りませんか？この霧の事｣
む？赤毛の女童か？そばかすが愛らしいのぅ。しかし何処かで……
｢其方、名前は？｣
｢あたしはルーシー・M・モンゴメリです。｣
｢モンゴメリ！！お主があの組合の！！｣
モンゴメリ｢じゃあ貴女はポートマフィア！？｣
｢うむ、その通りじゃ。私は尾崎紅葉と言う｣
この娘も異能力者か。ともなれば異能力は既に分離しているはず……おかしい
｢ところでモンゴメリ。そちの異能力は……｣
一瞬で世界が変わった。
玩具箱。
お茶の用意が出来たテーブル。
沢山の贈呈品。
｢此処は……何処じゃ！？｣
モンゴメリ｢真逆、アン……！？｣
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さくら(プロフ) - いそりはさん» ありがとうございます！！カッコイイ、でも本編では出てない文豪が皆さんに伝われ！！と思いながら書いたので嬉しいです！ 中也さんは本編では自分の異能を倒すシーンが無かったので書いた次第です。 (2019年5月15日 22時) (
レス) id: 1cedb7d748 (このIDを非表示/違反報告)
いそりは - 皆かっこよすぎです！！応援してます！これからも頑張ってください！ (2019年5月15日 15時) (レス) id: 3b442998a8 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 沙月さん» コメントありがとうございます！中也さんはマフィアだし思い切りが良い、そんな男だと思いながら書きました！ (2019年3月11日 19時) (レス) id: 1cedb7d748 (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - 中也さん…命知らず… (2019年3月11日 16時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - カゲロウ(酸性)さん» ありがとうございます！紅葉の姉様とモンゴメリは一度組ませてみたかったタッグ＆かなり試行錯誤したので凄く嬉しいです！ (2019年1月20日 16時) (レス) id: 62ed111f9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2018年3月18日 23時
