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ある日のバイト帰り。
ラストまで入る日だったんだけど、涼太くんは遠距離の彼女が急に帰って来たらしく、お迎えはなしでって連絡が来た。
『もう子どもじゃないし、大丈夫だよ。むしろ今までごめんね』って伝える。
「翔太に頼む？」
『1人で帰れるって(笑)』
なんてやりとりをして、初めて1人で帰ることになった。
まだ電車もあるし、人通りも割と多い場所。
駅も近いんだから、心配することなんてないのに…と思いながら信号待ちしていると、車道の向こう側に見えたのは、同じように信号待ちしているさっくんの姿。
どうしよう。
すれ違う時に声かける？
そしたら、また送ってくれたりする？
2人になるチャンスかな…
なんて、気持ちが高まってきた私。
車道側の信号が赤に変わり、勇気を出してさっくんの方へと歩き出そうとした私の足は動かなくなった。
さっくんの隣には、もう何度見たか分からないあのツインテールの女の子がいて。
ニコニコ笑うさっくんの腕には、彼女の腕が絡まっていて。
あ、ダメだ………泣く。
気付かれる前に、ここを離れなきゃ。
こっちに向かって歩いて来る2人と鉢合わせないよう、急いで来た道を戻った。
……つもりだったんだけど。
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Haru_saku(プロフ) - kimiさん» 初めまして♪嬉しいお言葉ありがとうございます(^^)引き続き楽しんで頂けると幸いです (2021年3月18日 14時) (
レス) id: c429b5330f (このIDを非表示/違反報告)
Haru_saku(プロフ) - ゆふさん» いつもありがとうございます♪引き続きよろしくお願いします(^^) (2021年3月18日 14時) (レス) id: c429b5330f (このIDを非表示/違反報告)
kimi(プロフ) - はじめまして！すごく面白くてまとめてノンストップで読ませていただきました！続き楽しみにしてます♪ (2021年3月9日 2時) (レス) id: 3961ac874b (このIDを非表示/違反報告)
ゆふ(プロフ) - 移行おめでとうございます♪応援してます！ (2021年3月7日 23時) (レス) id: a88b967383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru_saku | 作成日時：2021年3月7日 14時
