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「もう平気？」
『うん。……ほんとありがとう』
「もういいって。それより、ほんと深澤さんが出会してくれて良かった」
『…うん』
ほんとにそう思う。
もし会ってなかったら……
想像しただけで吐き気がする。
「てか、なんであんなとこいたの？Aのバイト先、もっと駅近じゃん」
『あー……』
2人には聞こえないように、さっき見た光景を話すと、朱里も「あー……」と言葉を失っていた。
「2人だったの？」
『うん、多分…。グループって感じじゃなかった』
「腕ねぇー。でもさ、元々距離感バカっていうか…誰にでも近くない？Aだって、手繋いだりしてたじゃん」
『まぁ、うん…そうだけど…。朱里はしなかったじゃん』
「私はしなかったっていうか、A抜きでさっくんに会ったことなんてないもん」
『……そだね。でもさ、…さすがに腕絡めるのは…』
友達にはしなくない？って言おうと思ったら、朱里はニヤニヤしながら「ヤキモチじゃん(笑)
」って。
『はっ！？えっ？』
「あの旅行の写真の時もだったけどね。要は、自分以外の女の子とそんな距離近いのが嫌なんでしょ？」
『……そうじゃなくて。彼女なのかなーって。だとしたら、本当に失恋決定っていうか…』
「まぁ、それもあるんだろうけど…。私以外の女の子と仲良くしないでってことでしょ？私だけ特別じゃなかったの？さっくんってことでしょ？(笑)」
『なんか、その言い方はいじわる……』
「ごめんごめん(笑)」
朱里は謝ってくれたけど、本当は言われた通り過ぎて…
勝手にヤキモチ焼いて、モヤモヤして、逃げて、あんな目に合って、みんなに迷惑かけて。
『もう、ほんとヤダ…』
そんな風に落ち込む私の背中をポンポンと撫でてくれた朱里は、「とりあえずさっ！今日は全部忘れて楽しも。ねっ」と言ってくれて。
その後はさっくんの話は一切せずに、4人で朝方までゲームを楽しんだ。
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Haru_saku(プロフ) - kimiさん» 初めまして♪嬉しいお言葉ありがとうございます(^^)引き続き楽しんで頂けると幸いです (2021年3月18日 14時) (
レス) id: c429b5330f (このIDを非表示/違反報告)
Haru_saku(プロフ) - ゆふさん» いつもありがとうございます♪引き続きよろしくお願いします(^^) (2021年3月18日 14時) (レス) id: c429b5330f (このIDを非表示/違反報告)
kimi(プロフ) - はじめまして！すごく面白くてまとめてノンストップで読ませていただきました！続き楽しみにしてます♪ (2021年3月9日 2時) (レス) id: 3961ac874b (このIDを非表示/違反報告)
ゆふ(プロフ) - 移行おめでとうございます♪応援してます！ (2021年3月7日 23時) (レス) id: a88b967383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru_saku | 作成日時：2021年3月7日 14時
