#34 ページ34
ドクッドクッ
心臓の鼓動の速さが速くなるばかり
“ 他の男と一緒にいるところを見たらムカつく ”
頭の中で何回もリピートされていて、
何も考えることができなかった
「……あ！！！…早く行かなきゃ…」
冴島さんが目覚めたというのに何をしているんだ
私は！！！
「…もうっ…早く！！」
エレベーターの下のマークが書かれているボタンを連打しまくってやっとついた
「…ICUって……あ、救命の隣か。」
ピンポーンとドアが開いたと同時に走った
「…はぁっ、 はぁっ。…着いたっ…。」
するとみんな自分の方に振り向いた
緋山「…もう、どこ行ってたの！？」
白石「冴島さん、目、覚めたよ？」
2人とも目には涙を溜めていた
「ごめん、遅れちゃって。」
そしてゆっくり冴島さんのベッドに近づくと、冴島さんは優しく微笑んだ
冴島「A」
「冴島さん。…よかった…。」
冴島「心配かけてごめんなさい」
「もう。とにかく目覚めてくれてよかった……ね、藤川先生？」
藤川「お、おう！」
白石「藤川先生、ずーっと冴島さんの隣にいたの」
冴島「…え？」
藤川「…もう、バカ！言うなって！」
緋山「もう心配しすぎて死んだ魚みたいな顔してたんだからね」
「緋山先生、例えが…。」
冴島「ふふっ。」
するとバチっと緋山先生と目が合い、頷く
「じゃあお二人さん、ごゆっくり」
藤川「おう！ありがとな！」
「どういたしまして。」
緋山「白石、行くよ」
白石「え、ちょっと。」
緋山「もう、白石さ、空気読まない？」
白石「なんかごめん。」
「まぁまぁ、そこまで怒らなくても…。」
ICUから医局に戻ろうと廊下を3人で歩いていた
白石「とにかく、冴島さんが目覚めたから安心だね」
緋山「そうねー」
「藤川先生も一瞬で元気になってたし、よかったよ………え。」
廊下を歩いていると見覚えのある姿が私の方を見て待っているかのように立っていた
白石「どうかされ「なんで来たの。」
自分の前に立っていたのは、
私のお父さんだった
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ティラミス(プロフ) - はじめまして！コメントの返信、遅れてしまってすみません。読んでいただき、ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします。 (2020年5月16日 21時) (
レス) id: e419a3644d (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - はじめまして(*^^*) 面白そうで読みました！更新楽しみに待ってます♪ (2019年8月17日 10時) (レス) id: b03705665b (このIDを非表示/違反報告)
ティラミス(プロフ) - Miraiさん» そう言っていただけて嬉しいです！更新待たせてしまってすみません。これからも応援よろしくお願いします！ (2019年8月11日 14時) (レス) id: 24ff233a5e (このIDを非表示/違反報告)
Mirai(プロフ) - すごく面白いです！いつも更新まだかなーって楽しみにしています！ (2019年7月29日 16時) (レス) id: e75f75ab25 (このIDを非表示/違反報告)
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