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「おはよ、藤川先生」
藤川「よ！もう大丈夫なのか？」
ICUに行くと、まだ目覚めていない冴島さんの隣で椅子に座ってぼーっとしている藤川先生がいた
「うん、迷惑かけてごめんね。」
藤川「いやいや、大丈夫だよ！！」
ニコニコ笑っているように見えるがやっぱり不安で仕方がないのか
私の目には笑っているように見えなかった
「まだ目覚めていないんだ…。」
藤川「まぁ……な。」
冴島さんの手を握るとじんわりと温かかった
「早く目覚めますように。」
すると藤川先生は微笑んだ
藤川「いやー、はるかは愛されてるな〜！」
「ふふっ…そうね。」
「藤川先生。」
藤川「ん？何だ〜？」
「少しは休んでね？無理してるでしょ」
藤川「流石だなー。隠してもすぐにバレるところとか記憶を失くしたっていうのに中身は10年前と同じだな。」
「へぇー、よくわかんないけど。」
「藤川先生、1人で抱え込まないで。
周りに頼れる人いるでしょ？
大丈夫だよ。」
藤川「……ありがとな！」
「お安い御用でーす！」
そのままICUにいる患者さんの様子を1人ずつ見ながら、
結局は何もすることがなくて、
暇つぶしにでも行くか！とICUを去った。
エレベーターに乗ろうと待っていると何処かで見たことがあるような黒いスクラブを着た人が自分の隣に並んだ
「……新海先生…ですよね？」
新海「よかった。覚えててくれたんですね。」
すると丁度エレベーターが着き、
ピンポーンと音を鳴らしてドアが開く
新海「お先にどうぞ」
「あ、ありがとうございます。」
ドアが閉まると2人だけの空間
なんか気まずいように思えてきた
新海「…最近の救命、どうなんですか？色々と忙しそうですけど」
「…あ、あぁ〜。そうですね…忙しいですよ。でも働いてる時が楽しいので」
新海「それならよかった」
そういうと新海先生がニコッと微笑んだ
「…新海先生は彼女さんとかいるんですか？」
新海「いませんよ。絶賛募集中です」
すると脳外科のフロアーに着いたのかピンポーンっと音を鳴らしてドアが開く
新海「じゃあ、また」
「はい。」
ドアが閉まると自分1人だけの空間
さっきまで肩に力が入っていたのか、1人になるとふぅーっと抜けた
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ティラミス(プロフ) - はじめまして！コメントの返信、遅れてしまってすみません。読んでいただき、ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします。 (2020年5月16日 21時) (
レス) id: e419a3644d (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - はじめまして(*^^*) 面白そうで読みました！更新楽しみに待ってます♪ (2019年8月17日 10時) (レス) id: b03705665b (このIDを非表示/違反報告)
ティラミス(プロフ) - Miraiさん» そう言っていただけて嬉しいです！更新待たせてしまってすみません。これからも応援よろしくお願いします！ (2019年8月11日 14時) (レス) id: 24ff233a5e (このIDを非表示/違反報告)
Mirai(プロフ) - すごく面白いです！いつも更新まだかなーって楽しみにしています！ (2019年7月29日 16時) (レス) id: e75f75ab25 (このIDを非表示/違反報告)
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