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「藍沢先生…。ちょっ!!」
寝室についたと思えば、雑にベッドに降ろされ、
そのまま私の上に被さるように藍沢先生が乗っかった
「…もう、何するの!…私、戻るっ…。」
起き上がろうとすれば、両手首を藍沢先生に掴まれた。
「…藍沢先生。……もしかして…。」
藍沢「…ん…?」
「飲んで、酔ってるとか…?」
藍沢「飲んでもないし酔ってもない。」
思わず、藍沢先生に近づき、
首元や服をクンクンっと匂いを嗅ぐと
そのまま抱きしめられた。
「やっぱり酔ってるよ…?おかしいもん。」
背中に回していた腕を解くと、
今度は手を繋がれた。
「せんせ。……な、何…?」
次に、どんどん顔を近づけてくる藍沢先生。
鼻と鼻がぶつかるんじゃないかくらいの距離で思わず目を瞑ると、
何も起こらなかった。
目を開けると藍沢先生のドアップ。
そして頬をムニッと掴まれた。
藍沢「電話で横になって寝てろって言ったよな。」
「…ひ、ひってましゅた」
藍沢「俺がいなかったら倒れてたぞ。」
「ごめんにゃしゃい」
すると藍沢先生は手を離し、ベッドから降りた
藍沢「少し寝てろ。起きたらお前の家行くぞ。」
「は、はい。」
すると藍沢先生はドアを閉め、リビングに行ってしまった。
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ティラミス(プロフ) - はじめまして!コメントの返信、遅れてしまってすみません。読んでいただき、ありがとうございます!これからもよろしくお願いいたします。 (2020年5月16日 21時) (レス) id: e419a3644d (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - はじめまして(*^^*) 面白そうで読みました!更新楽しみに待ってます♪ (2019年8月17日 10時) (レス) id: b03705665b (このIDを非表示/違反報告)
ティラミス(プロフ) - Miraiさん» そう言っていただけて嬉しいです!更新待たせてしまってすみません。これからも応援よろしくお願いします! (2019年8月11日 14時) (レス) id: 24ff233a5e (このIDを非表示/違反報告)
Mirai(プロフ) - すごく面白いです!いつも更新まだかなーって楽しみにしています! (2019年7月29日 16時) (レス) id: e75f75ab25 (このIDを非表示/違反報告)
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