受付嬢の私とエリートの彼 (ページ26)

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『....佐久間さん、ちょっと飲み過ぎたんじゃないですか？』

佐久間さんの大きい瞳に吸い込まれそうで

『お水、頼みますね』

って佐久間さんの左手を自分の右手でそっと退かす

左手で呼び出しボタンを押そうと手を伸ばしたけれど

ボタンに触れる前に手が止まってしまったのは、

佐久間さんの左手が私の右手に絡められたから。

『さ、くま、さん、、、？』

驚いて佐久間さんの方に顔を向けると同時に右肩に重みを感じた

『え、、寝てる、、？』

その重みが佐久間さんの頭だということを理解してすぐに

渡辺「ただいまー.....って、どういう状況？(笑)」

渡辺さんを筆頭に3人が帰ってきた

深澤「ん、どうした？....あれま、佐久間いつの間にそんな飲んでたんだよ(笑)」

美咲は若干ニヤニヤしながら、渡辺さんと深澤さんは「またか」って呆れながら席についた

深澤「佐久間、酒弱いくせに自分の限界知らないから飲んで、いつもこうなるんだよね〜」

『なるほど...』

みんながいる中でまだ繋がられている右手が2人だけの秘密が増えたようでドキドキした