私はただのパンピーなので勘弁してください！！

勘弁してください１６ ページ18

やっぱりカタギじゃなかったぁぁぁ！！





そう思ってながら更に奥に目を向けるとそこには、





私にぶつかって来た男がそれはもう顔の原型が無くなるほど





ボッコボコにされて転がっていた。





「だ、だから、何度も言ってるじゃないっすか、、、俺、確かに組から持ち出しましたけど、まだどこにも流してないし、捨ててもいなかったんすよ、、、、確かに持ってたんす、、、、」





「じゃあ、なぜ今ここにないんだい？君はウチに来てまだそう長くはないにしろ、正直に話さなければどうなるかぐらいわかっているだろう？」





そう黒髪の男が言うと金髪の男は





ひぃっ！！っと短い悲鳴を上げたのちガタガタと震え始めた。






それから今までの事を必死に思いだそうとしているのか





視線をさまよわせながら








「俺が落とすはずがない、、、俺が、、、、」そうぼやいた後、








ハッとした表情になり








「そ、そうです！！俺今日夕方ぐらいに女！そう！女とぶつかったんです！！」






と言いだした。

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